夜の眼 (講談社文庫 き 15-18)
夜の眼 (講談社文庫 き 15-18) / 感想・レビュー
ツカモトカネユキ
作者をモチーフにした情事小説。今から22年前の作品です。当時の年齢であればうらやましくもあり、飛びぬけた感もあるでしょうが、主人公と同じ年の現在では、いささか捉え方が変わります。現実的には、超えた部分と至らない部分が映しだされます。光源氏ばりに育てていきますが、めくるめく快楽を含む人生を探し続けるのは、いくつになっても変わりありません。そのやり方と姿が変わるだけで。まだまだ続く終わり方で、作中でも出てくる20年後の姿も眺めてみたくなりました。
2019/04/19
ジョイフル
主人公が小説家の作品。 結婚していない点を除いて北方氏の経歴に結構似ている。 女性についての心理描写はちょっと好きになれなかった。 スポーツジムのボクシングや釣りの様子のほうが読んでて好印象。
2019/08/14
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