キリング・フロアー 下 (講談社文庫 ち 5-2)
キリング・フロアー 下 (講談社文庫 ち 5-2) / 感想・レビュー
キクチカ いいわけなんぞ、ござんせん
私は決して武器ヲタクではないですが、この作品の武器にはシビれました。元軍人で、今は無職の風来坊、身長195cm、氷山が浮かぶ海の様なアイスブルーの目を持つ、リーチャーが主人公。何しろ軍人だったので、体力や実戦に強く、どんな窮地に陥っても常に生き残りを冷静に計算。殺すべき敵はきっちりと殺し、死体が積み上がっても「自業自得だ」とカケラも同情しない。作者は、アル中や過去の悲劇にクヨクヨしていない、優秀で勇気ある主人公にしたかった、という。久々にすーっきりしたよ‼️
2018/03/04
むつこ
流浪の旅をしている主人公が身に覚えのない容疑で逮捕され、身元のわからなかった被害者は主人公の兄だったことから事件の真相に迫るシリーズ第1弾。自分の身を守るための殺人には軍人魂で容赦なく殺す姿に犯人たち同様に恐怖を感じ、大規模な贋札づくりの真相は圧巻。身長(と年齢)は違うけど、トム・クルーズが主演になるのも納得できた。
2015/01/23
lanikai
下巻もスリリングでクライマックスはド派手に爆発。確かに映画向きかも。いくら元軍人でスキルがあっても、こんなに次々と殺人は犯さないと思うので、そこはフィクション。でも犯罪の謎解きは面白かった。
2016/09/05
ふる3
元憲兵のリーチャーがアメリカ各地を放浪していてたまたま訪れた街のカフェにいると突然逮捕された。殺人事件の容疑が晴れると、実は殺されたのが、 財務省に勤める兄だと分かる。不穏なことが進行中の街で捜査に参加すると・・・ 面白かった。シリーズものでずっと手を出していなかったのだけれど、新作の評価が高いので、第一作から読むことにした。 ハードボイルド+ミステリー+アクション。ラスト近辺のアクションがだれなくて良い。(どうせ主人公は助かるんでしょ?と思うと無駄に長いときがある)
2022/11/15
Masaru Yamada
トム クルーズ主演「アウトロー」シリーズの記念すべき第1作目。ここからジャック リーチャーが始まった!
2013/04/15
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