島田荘司読本 (講談社文庫 し 26-19)
島田荘司読本 (講談社文庫 し 26-19) / 感想・レビュー
YJ
ノンフィクションの方はほとんど読んだことないので、気になりますね!やはりかなり思想が強かった。
2015/02/14
Tetchy
島田全作品解題・解説はこういった本ならば定番なのだが、読者の知らない島田の素顔、横顔をもっと色んな作家に語って欲しかった。また本書に書き下ろされた創作やエッセイはやはり島田の日本人論が展開され、最近これらを読まされてきた自分にとってはちょっと食傷気味だった。しかし、この本が出た頃は島田本来の本格推理作家というスタンスが迷走していた時期であるから忸怩たる思いがしたものだ。その後の新作発表ラッシュを考えるとまさに本書は作者としての1つの区切りであり、新生・島田荘司誕生の序曲であったと読み取れる。
2009/08/27
よっぴ
コラム+短編、レオナからの手紙。。2000年時点までの作者について書かれた本であり、御手洗シリーズの補足も行う本です。今まで書かれてきた本の紹介もあり、作者のファンであったり、御手洗を代表とする各シリーズが好きな人には保存版となるでしょう。発売本の一覧を確認すると、まだこんなに読んでいない本があるかと驚かされます。シリーズ物になっていない短編集は気になりますので、見かけたらどんどん積んでいこうかなっと、そんな気分にさせられました。
2017/06/12
みお
御手洗のお父さんの話が載ってることを知って、慌てて購入。残念ながらミステリではなかったけれど、さすがのぐいぐい読ませる筆致に引き込まれました。感慨深いです。そういえば、島田さんは広島のご出身だったなぁ。『Pの密室』をもう一度読み直したくなりました。
2011/06/21
エヌる@遅れてきたルーキー
島田荘司ファンブック。まだ島田荘司作品未読なんです、という人よりはあれとこれとそれは読んだけど他に何があるの?という人が読むのが吉。全著作ガイドを見て未読の作品を探し、まだ見ぬ作品へ思いを馳せるも良し。さっさと買い求めて没頭するも良し。
2022/02/07
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