なんでもない話 (講談社文庫 あ 74-3)
なんでもない話 (講談社文庫 あ 74-3) / 感想・レビュー
てくてく
著者が、祖父や母の思い出話以外の事を文章にしようとした初期の作品なのだろうか、読みづらいように思われる箇所もあるものの、全体に漂う少しとぼけたような感じが好ましい。岡倉家から伝わったナスの茶せん煮は、次に岡倉家ゆかりの人と出会った時に話してみようと思うとともに、この夏にためしてみようと思った。
2015/05/04
bunca
上品な文章の中にもユーモラスな描写があって、血筋を感じさせられます。猫の話とクワイの話が好きです。
2018/03/31
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