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アーサー王物語 痛快世界の冒険文学 (12)

アーサー王物語 痛快世界の冒険文学 (12)

アーサー王物語 痛快世界の冒険文学 (12)

作家
阿刀田高
出版社
講談社
発売日
1998-09-01
ISBN
9784062680127
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アーサー王物語 痛快世界の冒険文学 (12) / 感想・レビュー

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徒花

おもしろかった。アーサー王伝説の主要なところだけをかいつまんで物語形式になっている一冊。なんとなくは聞いたことあるキャラクターたちがどういう経緯で、どんな活躍をしていたのかがよくわかる。最後に、当時のイギリスの情勢なども簡単に説明されているのが親切。そもそも最初に抜いた剣がエクスカリバーじゃないとか、アーサー王はいまだに復活する可能性があるとか、思った以上にファンタジーしてた。

2021/10/27

buchipanda3

英国で古くから伝わる騎士道物語。円卓の騎士やエクスカリバーといった言葉はよく目にしていたが、その元となった話を読んだのは初めて。何種類もの本が出版されている中、阿刀田さんの文章が読み易そうで、加藤直之さんのイラストにも惹かれて、まずはこちらを読んでみた。主人公はアーサー王だが、その周りを固める個性的な騎士たちの話も語られる。トリスタン、ガウェイン、ラーンスロット。優れた騎士といえどもやっぱり人間。恋愛もする。騎士道と恋愛の板挟みや魔力めいた不思議さなどなるほど小説の原点を楽しめた。他の本も読んでみたい。

2021/04/25

ユカ

図書館で、児童書。指輪物語や現代のRPGなど多くのファンタジーのもとになった伝説ということで、以前から興味があったけれど、ボリュームが大きくてどう読めばよいかわからなかった物語。このたび鈴木央さんの七つの大罪にはまった影響で腰を上げ、阿刀田高さんの児童書なら入門にぴったりかなと思い、読んでみました。あとがきは必読。芯のストーリーがわかったので、次はトマス・マロリーのに挑戦したいな。やっぱエクスカリバー強いな。エクスカリパーがなつかしいな。オペラのトリスタンとイゾルデも、アーサー王物語の一部だったんだ。

2015/05/09

takaC

グウィネビアに手玉に取られるラーンスロットが痛々しい?

2012/12/24

植田 和昭

言わずと知れた名作。子供の頃アニメがあったと思います。いつもランスロットと叫んでいたような。今回読んでみるとなるほどアーサー王も出てきますが 、その周辺の人々がむしろ主役です。騎士道精神と女性、戦闘、決闘がテーマかな。人殺しの場面が多すぎるように感じます。ヨーロッパの英雄伝は基本は殺しのような気がします。

2020/02/12

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