妖怪アパートの幽雅な日常 6 (YA!ENTERTAINMENT)
妖怪アパートの幽雅な日常 6 (YA!ENTERTAINMENT) / 感想・レビュー
masa@レビューお休み中
妖怪アパートシリーズも折り返し地点です。6巻に入って、何か新しいことが起きるのかと思いきや…あまりにも変わり映えがないことにビックリしてしまいましたよ。まるでサザエさんのような世界ですよね。この物語では、たくさんの妖怪がでてきますが、夕士はたまたま魔道書を手に入れただけであって、普段は商業高校に通う普通の学生なのです。今回のメインイベントは、スキー修学旅行です。もちろん修学旅行では事件が起きますよ。なにしろ、歴史が古いホテルで、学生の受け入れを拒否していたというのですから何が起きてもおかしくないですよね。
2013/06/27
へくとぱすかる
修学旅行のスキーツアー。宿に待ち受けているのは……ということ。新年を迎えるアパートでは、例によってごちそうが。今回も学園ドラマなので、夕士と千晶先生を中心に回っていきます。ここから後半ということは、シリーズとしては卒業まで続くことになるのでしょうか?何となくこの先の話が読めてきた気もするのですが、しかしどんな展開になるかは、7巻以後を読まないとわかりませんね。絶対読みます!
2013/11/17
文庫フリーク@灯れ松明の火
うーむ。老眼には単行本文字サイズがひたすら優しい(苦笑)すらすら行ける。修学旅行・夕士くん。持参した本が渋い(笑)これまでに無く同級生の男の子とはしゃぎ、バカ遊びする姿にほっとします。ストレートに重い秋音ちゃんの乾いた言葉「だから○○はダメなのよ」千晶先生は・・・色々と美味しい(笑)
2011/05/05
nyanco
物語の始まりは妖怪アパートの年末年始から。 餅つきからお節料理、初日の出・・・と盛り沢山、もちろん、るり子さんのおいしい料理満載。夕士と長谷の愛情をタップリと受けて、クリに感情が芽生えていく様子が描かれていました。しかし、愛情が満たされたときには、成仏しクリとの別れが待っている・・・そのことを暗示させるエピソードは少し切なかった。修学旅行を舞台に巻き起こる事件。夕士は千晶先生を守れるのか!ファンサービスの萌えシーンも散りばめられ、楽しい作品でした。続→
2011/05/10
ちはや@灯れ松明の火
犬も歩けば棒に当たるが如く少年行く先々で霊と出遭う。新年あけましておめでとう、そして行ってきます修学旅行。いざ妖怪アパートから白銀の幽霊ホテルへ。雪山で学友と過ごす五日間を鮮やかに心に焼きつける筈が、修学旅行につきものの怪談話に担任教師ともども巻き込まれ肝まで冷える展開に。何処まで行っても幽雅な日々は変わらない。孤独、悲嘆、怨嗟、そして未練、氷に閉ざされた涙交じりの叫びが耳に刺さる。痛みを受け止めて傷を増やしていくことがいつかは力に変わるのだろうか。きっと変わる、変えてみせると信じ早足で駆け抜ける三学期。
2011/02/05
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