妖怪アパートの幽雅な日常(8) (YA!ENTERTAINMENT)

masa@レビューお休み中

今回も、夕士たちは事件に巻きこまれます。しかも、妖怪アパートシリーズ最大級の事件が起こるのです。今回はいつもと少し違いますね。事件の大きさもそうですけど、主人公の夕士にとっての分岐点となる事件なんだろうなぁ。妖魔を操るブックマスターとして、彼がどういう立ち位置で向き合うのか。ブックマスターの能力をどう活用していくのかを決める、重大な局面だったんだろうなと思います。大学に進学することも決めた夕士だけど、果たして望んでいるような普通の社会人になることができるのかな。残り数巻、楽しみながら読もうと思います。

2014/01/15

へくとぱすかる

今までになく、派手なアクションに満ちた、すごく感動的な巻。だけど夕士君も、千晶先生も、無理しすぎだ。まさに全力疾走。「幽雅な日常」というタイトルからは、全く離れて事件に巻き込まれるし……。文化祭前の非日常的なストーリーでした。本当に怖いのは人間ですね。

2013/11/17

ヒロ＠いつも心に太陽を！

夕士や千晶、田代たちの巻き込まれた宝石強盗事件に「そんな無茶苦茶な」と思いつつも、犯人たちの女の子たちへの対応に心底胸糞悪くなり、千晶が大事な生徒たちを守るために負った傷に胸が痛み、夕士が決めた覚悟に胸が熱くなった。夕士がブロンディーズを使ったあと、つまりは助かった後に千晶と夕士が抱きあった場面では思わず泣いてしまったし〜(;Д;)３人娘たちもよく頑張った！桜庭、よく我慢した！最後は犯人のあごに一発お見舞いしてやったもんね！みんなよくやったよ〜！！

2012/06/10

文庫フリーク＠灯れ松明の火

《残酷な問い》香川が一言でも口にしたら物語が終わりだった。千晶より夕士より香川のダメージが深い。物語で語られぬ香川パラシュートよ開け。ナイフエッジの展開、予想外にヘヴィだ。

2011/05/05

mikea

夕士高校3年の夏休み。プチを使うことの出来る自分と向きあうきっかけとなる出来事が起こる。緊張感あって、ハラハラしました。千晶の何事も受け入れる器の大きさには改めてカッコいい！と思いました。対照的な青木の相変わらずの視野の狭さと会話の噛みあわなさにはドン引き・・・。

2011/09/27