都会のトム&ソーヤ(10) ≪前夜祭(EVE) <創也side>≫ (YA!ENTERTAINMENT)
都会のトム&ソーヤ(10) ≪前夜祭(EVE) <創也side>≫ (YA!ENTERTAINMENT) / 感想・レビュー
楽駿@新潮部
川崎図書館本。water wars実践編。やっぱり、理論より、実践の方が面白いよね。そう思うのは、私が実はまだお子様だからかもしれない。売れ残りのカチューシャと金魚すくいのほいを使った、このゲームは、子供の目線で想像できて、相当楽しい。辻村深月祭、勝手に開催中なので、黒辻村が続くと、面白いのに、ドヨンと心よどむときの中休みには最高。いよいよ、次回は栗井栄太の最新作RRPGに向かうし、楽しんで読み進めたい。
2020/06/14
ユメ
『都会のトム&ソーヤ』シリーズは、本編が抜群に面白いのは言うまでもないが、おまけの短編も毎回豪華で、こんなに読ませてもらっていいんだろうかという気持ちにさえなる。傘ゴルフなんていう学校生活を彩る本気の遊びを編み出しちゃう男の子はずるいなあ。本編では売り上げを伸ばすためなら何でもする創也の悪徳商法が爛々と輝き、でも私は凹んでいる創也よりこっちの方が断然好きなのだった。内人と栗井栄太の水鉄砲対決はR・RPG的魅力で、そして前巻から伏線が張られてきた魔物の正体が一気に明かされるのは、これぞミステリの醍醐味だ。
2017/12/27
じょうき
図書館本。前巻で提示された謎に対する解答編。メインは「WaterWars」という学校を舞台にした水鉄砲バトルロイヤル。デスゲームを題材にした作品は多いが、日常からこんなに楽しい戦いを描いた作品があるということがなんだか嬉しい。今回はストレートな悪意を敵としていて、解決も厳しいものだった。作者の、子供に対する大人の在り方への姿勢が感じられる。図書館の小室氏がやる気を見せたのはよかったが、きっかけを思うと、情熱を載せる天秤を間違えると、誤った方向に進む危うさも感じた。次巻はいよいよ栗井栄太のダブル。楽しみ。
2024/04/09
絳楸蘭
創也の計画(悪だくみ)に内人が初めから組み込まれているところに信頼(利用じゃなくて…笑)を感じる。内人もなんだかんだ言いながら楽しんでいるしね♪頭脳集団の動きも大胆になってきたし、栗井栄太の新しいゲームも気になるし次巻が楽しみ〜!
2014/05/26
蒼海
プランナがますます身近になるね。ユラさん、もう一度出てこないかな。
2014/06/23
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