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都会のトム&ソーヤ(14)《夢幻》下巻 (YA!ENTERTAINMENT)

都会のトム&ソーヤ(14)《夢幻》下巻 (YA!ENTERTAINMENT)

都会のトム&ソーヤ(14)《夢幻》下巻 (YA!ENTERTAINMENT)

作家
はやみねかおる
にし けいこ
出版社
講談社
発売日
2017-02-22
ISBN
9784062695107
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都会のトム&ソーヤ(14)《夢幻》下巻 (YA!ENTERTAINMENT) / 感想・レビュー

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ユメ

見せ場しかないと言いたくなるぐらいのストーリーだが、何といってもいちばんのポイントは、ネズミとの勝負で内人と創也が見せた連携プレー!二人が、息をするのと同じぐらい自然に相手のことを信頼しているのがたまらない。しかし、神宮寺さんが指摘した「夢幻」の危険性にはひやりとした。「さめない夢」が魅惑的なのはフィクションであることが前提であって、現実を支配してしまったらそれは悪夢のような気もする。内人と創也が生み出す夢は、名探偵や怪盗の住むこの世界の未来を大団円へと導くのか、それとも世界を壊してしまうのか。

2018/12/10

まるぷー

ゲーム「夢幻」がスタート。次々にリタイヤ者が続出して、ゲームそのものはあっけなく終了。寧ろ、ゲームを妨害し内人たちを狙うネズミ退治に重点が置かれていた。そのネズミの正体は以外な人物だった。それと、飛び入り参加的な「家出人オレ」。この人の正体もビックリ!で、第4部はこの家出人オレが主役の短編。第5部のオマケの心理テストが面白かった。創也の抜かりのなさに内人がギャフンてとこか。後書きで、このシリーズ13年で終りが近いみたいな雰囲気だけど、まだまだ主人公たち永遠の中学二年生で書き続けてほしい。次は学園生活。

2017/07/04

じょうき

図書館本。ゲームは結構あっさり終わったという印象だが、キャラクターそれぞれに見せ場があって楽しめた。ウイロウ、ユラ、卓也の三人が揃う場面は、なんともワクワクした(オチも含めて良かった)。夢幻のゲームとしての評価は、栗井栄太と同じく、何とも言えない感じ。まだVersion1.0なので、以降ゲームとしての真価が発揮されていくのか。おまけがめちゃくちゃ面白い。本編あっての楽しさとは思うが、本当によい。乱歩リスペクトが炸裂している。あとがきに、はやみねワールドについての言及があり、とにかく続きが気になる。

2024/07/23

emakaw

おお!ついに実践だ!ふむふむ。結構いい感じじゃないか。あれ?この人、あの人に似てる気が…。っていうか、ネズミは誰なんだい?おおっとユラさん柳川さんと戦うの?っていうか卓也さん、中学校の教師はゲーム内での設定で…。ところで栗井栄太さんに質問です。今回のゲーム、いかがでしたか?うーん、そうだなー…  はい、続きは本編で!

2024/01/22

ソラ

このシリーズは小学生の頃から読んでいて、はやみねさんは私を読書好きにしてくれた先生でもあります。読み始めた当初は年上だった内人と創也もいつの間にやら年下に。でも本を開けば二人と同い年になって冒険できるのです。『読む』というより『読ませられる』という感じで一気に読んでしまいました。いつまでも二人の物語を読んでいたい。まだ夢は醒めないで。

2018/10/31

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