KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

田中芳樹の運命二人の皇帝 (シリーズ・冒険 3)

田中芳樹の運命二人の皇帝 (シリーズ・冒険 3)

田中芳樹の運命二人の皇帝 (シリーズ・冒険 3)

作家
田中芳樹
幸田露伴
出版社
講談社
発売日
2002-05-01
ISBN
9784062701136
amazonで購入する

田中芳樹の運命二人の皇帝 (シリーズ・冒険 3) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

だまし売りNo

「天下は一人の天下にあらず乃ち天下の天下なり」との感覚からは永楽帝が皇帝になることは自然に感じる。しかし、永楽帝を謀反人とする反感は思った以上に大きかった。永楽帝も自分に仕えない学者の弟子や一族を順々に皆殺しにする残酷なことをしている。一方で、永楽帝を簒奪者とする反感は、個人への評価だけでなく、中国の北と南の地域のギャップもあるだろう。北の地域代表に対する南の反発がある。大阪人の豊臣贔屓に通じるところがある。

2022/07/02

ジュンジュン

若者向けなのでサクサク読める、明の永楽帝時代。数奇な運命すぎて、ついウィキペディアで「建文帝」を検索してしまった。

2017/10/10

フゥドゥ

まあ、実際には死んだという説もあり幸田露半も田中芳樹も、これはあくまで「小説」として書いているとは思いますけどね。 即位そのものが「なかった事」になっているのは、弘文天皇の例のようで有りそうな事よと思います。 (大友皇子の墓って、何カ所もあるしね) 歴史の一側面を学ぶための作品としては、平易で読みやすい文体ですね。 もともと、田中芳樹は児童文学的なイメージで書き上げているような印象を受けますね。 (そういうシリーズから出ているから当然なのかもしれないが)

2010/07/10

チタカアオイ

【図書館】

2010/08/29

感想・レビューをもっと見る