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ぐるぐる猿と歌う鳥 (ミステリーランド)

ぐるぐる猿と歌う鳥 (ミステリーランド)

ぐるぐる猿と歌う鳥 (ミステリーランド)

作家
加納朋子
出版社
講談社
発売日
2007-07-26
ISBN
9784062705837
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ぐるぐる猿と歌う鳥 (ミステリーランド) / 感想・レビュー

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ダイ@2019.11.2~一時休止

3つの日常の謎を解く。ミステリーランドらしいお話で面白かった。最後のシーンもイイ感じ。

2014/09/25

takaC

文庫で既読ながらぐるぐる猿とハミングバードの屋上絵(の挿絵)を見たくてミステリーランド版も読んでみた。でも肝心のその辺は挿絵がなかった。表紙の絵でがまんかな。↑はケース入り画像みたいで猿が見えにくいけどね。

2017/05/04

エンブレムT

映画版ジャイアン(決してTV版じゃない!通じるよね?・笑)のような少年の目線で語られる、「続編出して~!」って思ってしまうワクワク出来る作品でした。ノスタルジックでちょっと不思議なファンタジー物語かと思って読み進めていたのですが、思いのほかシリアスな問題を抱えた現実に向き合った物語でありました。社宅に隠された秘密。子供だけで守り通そうとしているある秘密。子供であるゆえの限界と子供だからこその力。自分たちでギリギリのところまで大切な者を守ろうとしている、その覚悟が眩しいです。皆がずっと友達でありますように。

2012/07/04

へくとぱすかる

子どもの世界を描くとはいえ、しっかりと本格ミステリとして成立している点がすごい。事件性はないが、子どもと大人の間にある軋轢などの事情が、しっかりとミステリとして奥行きのある謎を醸し出している。北九州の方言いっぱいでセリフが書かれているが、こういう世界に急に入ってしまった子どもは、言葉に閉じ込められたように感じて、さぞ戸惑うことだろう。もちろん大人とちがって、すぐに言葉の壁はなくなっていくだろう。「社宅の秘密」もそうだが、主人公の抱えていた謎が解かれる場面には圧倒された。子どもにだって自分の歴史があるんだ。

2015/01/11

ゆみねこ

乱暴者、いじめっ子のレッテルを貼られた高見森(シン)は父の転勤で東京の団地から北九州の社宅へ引越す。平屋建ての社宅が連なるその一帯の学校、子供の世界と大人の社会の関わり。不思議な仲間パック。とても素敵な物語。お勧め本です。

2015/02/14

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