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夜の欧羅巴 (MYSTERY LAND)

夜の欧羅巴 (MYSTERY LAND)

夜の欧羅巴 (MYSTERY LAND)

作家
井上雅彦
出版社
講談社
発売日
2011-03-01
ISBN
9784062705875
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夜の欧羅巴 (MYSTERY LAND) / 感想・レビュー

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財布にジャック

井上さん初読みです。吸血鬼に狼男に雪女、ハーメルンの笛吹き男、ブレーメンの音楽隊、切り裂きジャック、オペラ座の怪人、ゴーレムまで、何でもありのごった煮状態でちょっと解り難いかなぁと思いましたが、ヨーロッパの色々な都市が舞台で異国情緒たっぷりな冒険活劇でした。私ごとですが、現在発売済みのミステリーランド28冊を、この作品でコンプリートしました!素敵な装丁に、豪華な執筆陣、少年少女向けとはいえ、どの作品も手抜きなしで、本当にお勧めのシリーズです。

2012/02/13

へくとぱすかる

謎解きを期待していたが、これはファンタジー小説である(もちろん「ミステリ」という言葉が、最近の日本では、本来の意味からかなり狭義に解釈されてはいるのだが)。失踪した母の残した画集をめぐっての、〈夜の種族〉との闘いのストーリー。国際警察が登場するところなどは現代的だが、対戦する敵がことごとく伝説的な怪物たち、というところに、「ヨーロッパ」が「欧羅巴」としてタイトルに表れていることを象徴しているようだ。画集のタイトルが、この本のタイトルでもあり……という点など、メタ・ミステリ的な自己言及がおもしろい。

2015/01/11

Norico

井上雅彦さんは普段読まないけど、欧羅巴の妖怪たちや古城など、雰囲気たっぷりですてき。普通の街角と異世界の境目のホームレスのお爺さんの正体もよいなぁ。子どもの守り神ですもんね。最後は青山さんと画集が??ってことなんですかね??

2017/02/09

そうたそ

★☆☆☆☆ 全く入り込めなかった、ミステリーランドとはいいつつも、これは割と濃い目のファンタジー乃至は冒険活劇ではないか。井上さんお得意の怪奇趣味も児童書であるために控えめではありながら、随所に垣間見える。幻想的な雰囲気も相俟って、読んでいて異世界に連れ去られたかのような心地にはなる。しかし、こういう作品は自分の好みではないし、期待していた内容ではないんだよなあ。どうしてこうなるのか、というような部分もストーリーの所々にはあるが、そこは何も考えずに流れに乗ってスイスイと読み進めるべきなのだろう。

2013/10/23

Penguin

【図】なんとも不思議な雰囲気のお話。ちょっと絵が怖かったが、ミステリーランドっぽさがあり、楽しめた♪

2012/06/07

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