警察腐敗: 警視庁警察官の告発 (講談社+α新書 25-1C)
警察腐敗: 警視庁警察官の告発 (講談社+α新書 25-1C) / 感想・レビュー
ミカママ
キャリアに対する妬み嫉みに満ちた単なる告発本かと思って読み始めたが、なかなか充実してました。今野敏さんや堂場瞬一さんの書く、警察小説お好きな方は、ぜひ手にとってみることおすすめします。
2017/02/07
はつばあば
どこの会社でも内部告発しなきゃならない状態にあるだろう。ましてや大手企業や公務員である体育系の警察や消防署。頭でっかちのキャリアに剣道柔道に秀でたお方。明治の時代から警察なんて庶民の味方であろうはずがない。保身に走り議員やお金と仲良く・・。考えたらわかるじゃない。電信柱に隠れて切符きり。冤罪を生む土壌はどこから?。作者は相当嫌われたんだろうねぇ。内部告発した者が生き残れるはずはない。警察モノを書く作家さんや、警察小説好きな者には現実逃避ではあるが、小説の中の刑事に、夢を託しているんだ。悪をのさばらすなと。
2017/03/08
だまし売りNo
人権意識を投げ捨て、昭和の倫理状態にまで退行している。退行どころか墜落と言ってよい。常に表現の自由などの人権よりも組織の利益を優先し、腐敗という言葉を法の解釈よりも甘く定義している。
2021/11/07
kojisec.
かなり昔の本になるが、当時問題になっていたオウム事件や神奈川県警不祥事等に、現場の叩き上げの目から斬り込む。警察学校や警察大学校の「洗脳(?)」訓練については、新書だけに深く実情に入りきれなかった感じがある。亡くなられた氏に合掌。
2010/11/21
国土面積
少し古い本になるが、どのような組織体制であっても末端は末端として扱われる。
2011/02/21
感想・レビューをもっと見る