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医原病: 医療信仰が病気をつくりだしている (講談社+α新書 49-1B)

医原病: 医療信仰が病気をつくりだしている (講談社+α新書 49-1B)

医原病: 医療信仰が病気をつくりだしている (講談社+α新書 49-1B)

作家
近藤誠
出版社
講談社
発売日
2000-12-01
ISBN
9784062720502
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医原病: 医療信仰が病気をつくりだしている (講談社+α新書 49-1B) / 感想・レビュー

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Nobu A

購読本読了。2000年初版。盲目に医療信仰する日本人。医療行為が原因で生じる障害や病気を医原病と言う。その実態を世界の様々なデータを交え、門外漢の医学だが、一般人にも分かりやすく解説。受診した8割以上が何らかの(根拠がない基準範囲で)異常判定の健康診断、胃癌検診の危険な被曝線量、人口減なのに医者増加の矛盾等、多くの興味深い資料。医者でもある著者が定期検診に頼らず、自分の感覚を大事に暮らし、本当に体調が悪いと感じた時だけ医療機関に出向くように説く。「医者が増えれば、病気も増える」事実を肝に銘じておこう。

2018/12/26

青色夜ふかし

抗がん剤、抗菌剤、外科手術の有効性。現代の医療に。ただ、実際自分が病に冒された時、有効性の薄い治療を断り、抗がん剤を受けずにいられるか。医学業界も商売。一般人の多くは理系業界の知識に疎い。それを利用し、健康、検診、予防、病気への不安や期待を煽り、利益を得ている構造がある。この著者にある様々な提案を、医療現場で医療行為を行う専門家が受け入れ、実践してくれることを願ってやまない。

2017/04/10

教育文化経営学院

思っているほど医療は健康には貢献していない。ワクチン接種で減っている病気の場合でも、自然減である可能性の方が高そう。データを正確に読めるようになることが大切。

2023/03/08

たーざん

がん検診の章がやっぱりな。な内容で良かったのと、更にもっと印象に残った箇所を引用する。権威を批判できないジャーナリズムP.211その好例が結核緊急事態宣言ですが、最近みられたインフルエンザ騒ぎも同じ構図です。→コロナ騒動の発生を予見していた?ようにも感じてしまった。「ジャーナリズムといえば、記者クラブ制度も問題です。省庁内に新聞やテレビ局の記者が常駐してニュースを追うというのが建て前ですが、実際には取材力の関係で、役所が発表したことをそのままニュースとして流してしまうことが多い。

2023/10/21

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