食べる日本語 (講談社+α新書 174-2C)
食べる日本語 (講談社+α新書 174-2C) / 感想・レビュー
nyanlay
食についてのうんちくかな?と思って手に取ったのですが、違う意味で面白く読ませて頂きました。著者が作ったいろはかるたがわかりやすく、かつ面白かったです。日本語ってやっぱり奥が深いですね。
2012/10/25
いずみ
背表紙の目次にはうなぎ文やらら抜き言葉やら書いてあったけど、それらについてを延々語るわけではなく、その辺の説明はあくまでさらっと分かりやすく。それよりも食べ物にまつわる色々な語・慣用句等の話が多めで読みやすい。
2010/08/06
志村真幸
著者は新聞記者からエッセイやテレビ業界で活躍した人物。 本書は、食べること/食べものにまつわる日本語を、いろいろな角度から見直してみようとしたもの。川魚は「山海の珍味」にふくめていいのか、「ら抜き言葉」がいつからあるのか、みずみずしい野菜を「青物」と呼ぶ理由、食べものの登場する諺などなど。 軽く読めて勉強になる一冊だ。 ただし、裏取りは甘くて、憶測も多く、完全に信用すると危ないかも。また、ひとりよがりな箇所が目に付く。もう80歳を過ぎての著作というから、仕方ないか……。
2023/08/25
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