はじめての論語 素読して活かす孔子の知恵 (講談社+α新書 620-1A)
はじめての論語 素読して活かす孔子の知恵 (講談社+α新書 620-1A) / 感想・レビュー
朧月
論語に興味が出てきたので、1冊購入。 本書は、同じ内容が何度も出てきたり、論語そのものを知るのには適してないが、有名な文句を著者の解説を読みながら知ることが出来る。 入門としては読みやすくて良かったのではないかと思う。 ただし、この手の本らしく、”最近の若者”は、とかそういう文句が何度も出てくるのが、ちょっと気になるかも。
2013/08/23
こつ
論語に触れ、謙虚になれました。一番大事なのは「恕」人を思いやる気持ちだそうです。何よりすごいと思ったのが、孔子がこういったことを説いたのが戦乱の時代だということです。平和な時代でも利他の精神を保つのは難しいのに、不正が跋扈する中で優しさを第一に考えるのは並大抵の努力でできることはないでしょう。精進しなくてはと思わされました。
2019/06/29
mike
その昔、子供の時分に見ていた八犬伝の歌の一部。「♪仁義礼智忠信孝悌♪」とよく歌っていたものだが、この時すでに儒教に出会っていた!紀元前の偉人の考えが、現在に至るまで生き続けていることに感銘。ただし、素読をさかんに勧める安岡氏の本著は、少々くどくて終盤は飛ばし読みしちゃいました。
2018/08/06
Sakurai Daisuke
はっきり言って論語は面白くて、そして深いです。この本読んでそう感じました。孔子は戦国時代になかなか認めてもらえなくて仕事がもらえなかったので、苦労していました。けれどもいつも弟子のこと考えていて、ある時には励まして、またある時にはズバッと言って弟子に適切なアドバイスを伝えます。その孔子のアドバイスは今の時代にも通用するような実践的なもので、そして深いです。正直2000年も前の人が言ったこととは思えないです。論語をもっと深く知って糧にしたいと思いました。
2016/05/11
Kunori Masahiro
この本は論語や孔子について一切知らなかった自分には衝撃的でした。そもそも私が日本人らしさと考えていた、道徳観や考え方は、そもそも中国人から生まれた論語と、その素読という習慣にあったのではという点が衝撃的でした。恕という言葉とその意味を初めて知り、生産性の高いチーム作りに必要な概念として最近知ったものが2500年前にはすでにピタリと言い表されていたことにも衝撃を受けました。より深く論語を知りたいと思いました。
2016/05/04
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