力を引き出す 「ゆとり世代」の伸ばし方 (講談社+α新書 750-1C)
力を引き出す 「ゆとり世代」の伸ばし方 (講談社+α新書 750-1C) / 感想・レビュー
のぶのぶ
原監督の本、5冊目。Zipの「アレナニ」の若者研究者の原田曜平さんの対談本。駅伝のことは、もう分かっているので、二人の若者論、今の労働人口減少社会のことがよくわかる。「イノベーションが大事だと言いながら、社員に無駄を許さない。これは大きな矛盾。」、今の職場の取り巻く状況をいい得ている。SNSが出てきて、その影響が強いようだ。「自分のため」「そんなことをすると損」しっかり理解したら、やる世代。また、ルールは厳しく、評価はぶれない、見える化、大事かも。コミュニケーション、自分で考える、そういう力をつけたい。
2017/01/21
金城 雅大(きんじょう まさひろ)
「ゆとり世代」概論的な本なので、ひとつひとつのテーマの深度は浅い。 しかしだからこそ気軽な読み物として単純に面白いし、これを足がかりにして各々のテーマを深めていこうと思えるような最初の興味を湧き起こす本として優れていると思う。 若者が理解できないオジサン世代は大いなる理解の一助に。ちょっと上の世代は、自分の周りの若者たちを思い浮かべながら読むのも一興。 「ゆとり世代」当事者たちは、「自分たちにこれだけ真摯に向き合ってくれる影響力のある大人がいる」という事実を知るだけでも幾らか救われるのではなかろうか。
2018/01/25
はるー
今一緒に仕事をしているゆとり世代の子と、どう接していけば良いか全くわからなくて読んでみた一冊。読んでみて自分なりにどんな風に接していこうか、というのが見えた気がする。決して悪い子ではないけど、決して自分からは動かない子(笑)少しでも能動的に仕事をしてくれるようになったら、嬉しいな。そしてそれはきっと部にとっても大きいことだと思う。
2019/02/05
ダンボー1号
原監督より ヤンキー経済・オタク経済などの原田氏の著書読んできたので原田氏分析のほうが興味深い。ゆとり世代は空いた時間をスポーツや塾に打ち込みスポーツエリートと頭いい子を排出する仕組みである。要は余裕の時間を遊べばレベル低くなり何かに打ち込め突出する存在にな理格差は広がる。少子化が進み野球人口は減っているのにトップのレベルは上がっている。1億総中流思考は悪習慣というのは同意します。
2017/02/02
緋莢
本音が読めない、こだわりがない、覇気がないetcそんな「ゆとり世代」と呼ばれる若者と、どう付き合っていけばいいか?2004年に青山学院大学の監督に就任、2015年に箱根駅伝初優勝、その後、3連覇と大学駅伝三冠を達成した原晋と、博報堂若者研で実績をあげる原田曜平の対談。
2017/09/11
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