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審問 下 (講談社文庫 こ 33-14)

審問 下 (講談社文庫 こ 33-14)

審問 下 (講談社文庫 こ 33-14)

作家
パトリシア・コーンウェル
相原真理子
出版社
講談社
発売日
2000-12-01
ISBN
9784062730464
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審問 下 (講談社文庫 こ 33-14) / 感想・レビュー

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ゆいまある

うーん。冷静に仕事をして事件を解決していくケイを楽しみにこのシリーズを読んできたけど、ここに来て全く違う展開。今回ケイは追い詰められて酷い目にあってばかりで。勿論事件被害者の気持ちを描くことも大事なんだろうけど、それがケイである必要があるのか。ケイを傷ついた人をサポートする立場から動かす必要があるのか。そもそも解決した事件の犯人としてケイが疑われる必要があったのか。ジェイと短期間とはいえ親密になる必要があったのか。物語の骨格そのものが歪んでる。かっこいい女性はケイではなくバーガー。続編読むのは少し休憩。

2019/12/12

セウテス

下巻。狼男の狡猾さは良いだろうし、スカーペッタを快く思っていない者もいるだろう。しかし狼男の起こした殺人まで、彼女の仕業となる証拠が出てくるとは、警察その物を信用出来なくなる。それでは、ミステリの推理もへったくれも無いだろう。どうもクールで動じない主人公では、本が売れないからではないのかと、疑いたくなる程スカーペッタを追い詰めるストーリーだ。それよりも、明らかになった真実にはうんざりします。彼女を罠にかけたのは誰かというより、もっと根本的な問題です。更に犯人の物語上の扱いにも、大きな疑問と不満を感じます。

2018/05/14

ヨーコ・オクダ

前巻から登場したNYの女性検事・ジェイミーバーガーが敵なのか味方なのかよくわからないまま引っ張られるケイ、そして我々読者。あのグイグイ行く感が何となく気に触る。一方で、マリーノとケイがモーテルの調査に出掛け、いろいろな手がかりを掴んだり、首吊り自殺っぽい少年の遺体の謎を解くためにルーシーとケイが現場へ出掛けたりする様子は懐かしく…と言うか、本来期待していたシーンが戻ってきて安心。そして、アナはやっぱりお守りであり続けた!ベントンの影の部分をオープンに。ラストはジェイミー万歳風な締め方。何だかなぁ…。

2020/02/20

Yuna Ioki☆

452-85-2 美味しいところはバーガーが持って行った感じ(笑)シリーズはじめの頃は割りと冷静だったスカーペッタがどんどんと頼りなく事件に巻き込まれては翻弄されて逃げ回り、周りに助けられるようになってきた感じが否めない。。。。それにしても、マリーノの飲酒運転にスカーペッタの片手運転やモルグで検死をした後の不衛生だろうはずのギプスつけたまま生パスタ捏ねたり。。。それが気になって仕方がなかった一冊(笑)

2014/03/01

ケイ

マリーノの息子の大物悪党ぶりがすごい。それに対して、スカーペッタだけでなく、ルーシーなどの女性陣も頑張るが、マリーノが何を優先していくかがみどころかな。

2011/11/26

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