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愛しすぎなくてよかった (講談社文庫 う 26-14)

愛しすぎなくてよかった (講談社文庫 う 26-14)

愛しすぎなくてよかった (講談社文庫 う 26-14)

作家
内館牧子
出版社
講談社
発売日
2001-01-01
ISBN
9784062730686
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愛しすぎなくてよかった (講談社文庫 う 26-14) / 感想・レビュー

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主人公なつみにものすごく共感した。失敗しないことより、何らかの壁にぶち当たった時、そこからどう立ち上がるかが大切だと感じた。「先が見えないってワクワクする」「一人で生きようとしたからって、可愛くない女ということにはならない」愛し方は人それぞれなんだなぁ。

2015/10/25

餃子

刺さるー、泣ける。もうあっという間に20代も半ばで、周りはどんどんキャリア積んで恋愛も上々で、取り残されているような気持ちになる。こどものころに思っていた20代なんてもっとキラキラで堂々としてて順風満帆だと思ってた。わたし、いつもギリギリで崖っぷちのその日暮らし。海外に行けば道が開けるって思っていたのに殴られたような衝撃。どの場所でもやれる人はやるし潰れる人は潰れるのか。渡航は言い訳とキッカケに過ぎないね。

2022/07/12

れっこ

結婚も意識していたが、誰とも結婚する気はないという彼との恋愛に絶望し、新しい一歩として海外留学という選択をし、全てを精算して、イタリアで新しい生活をスタートさせた25歳の女性の物語。夢も希望も持って始めた海外での生活は甘くなく、絶望から諦めの境地へ。それでも懸命にもがいて復活していく様に共感を覚える。

2003/11/03

さえぴ

失恋した友達におすすめする本をさがしていてみつけた。1人の人を忘れられない気持ちは痛いほどわかる。忘れようと思ってとった行動が逆効果になったりすることも。失恋したときにこの本を読むと、前向きになれるかもしれないし、好きな気持ちが蘇ってまたくよくよするかもしれない。だからその友達におすすめはできないけど、登場人物に共感できるところが多すぎておもしろかった。

2020/04/29

しおり

仕事より結婚、男の人に頼りたい主人公が海外生活によって自立した女性に成長していく過程が頼もしく、読後感清々しい作品だった。

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