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死者は黄泉が得る (講談社文庫 に 24-7)

死者は黄泉が得る (講談社文庫 に 24-7)

死者は黄泉が得る (講談社文庫 に 24-7)

作家
西澤保彦
出版社
講談社
発売日
2001-02-01
ISBN
9784062730891
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死者は黄泉が得る (講談社文庫 に 24-7) / 感想・レビュー

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ダイ@2019.11.2~一時休止

山口雅也さんの「生ける屍の死」のオマージュ。面白かったけどチョットややこしい・・・。個人的には山口さんの方がよかったかな。

2016/06/07

セウテス

作者8作品目。カー氏の「死者はよみがえる」ではなく、作者曰く山口雅也氏の「生ける屍の死」に影響され書かれた作品との事。生前パートの連続殺人事件と、死後パートの生ける屍たちの話とが交互に進む設定。確かに死後パートの淡々とした構成は、「生ける屍の死」を感じさせる。連続殺人の犯人は誰かとの推理は、語り手が途中で代わる事に注目して読むと解りやすいだろう。死後パートの謎は、特種な条件を考慮して考え可能性を羅列しなくてはならず、かなり難しかった。どんでん返しにより、矛盾も出て仕舞った事は残念だが、隠れた良作だと思う。

2017/11/10

papako

西澤保彦強化月間。Readerにて。いやー、これもなかなか。死者をよみがえらせる装置と、人間社会での殺人事件。その二つが交互に語られ、最後に相互の関係が明かされる。その死者のよみがえるルールが西澤さんらしい。記憶のリセットがうまく物語に生かされている。まったく関係のなさそうな二つの物語で、なんでこの設定?と思いながら読みすすめると、ほっほ~と納得。かなり無理やり感はあるけれど、楽しめました。西澤さん、意外と恋のハッピーエンドが多いのね。さてさて次は小休止。

2015/10/02

チャコ

読友さんオススメ作品。死者を蘇らせることが出来る装置のある屋敷に住む死者たちを描いたパートと、連続殺人事件の起こるパートが交互に進んでいく作風。この2つがどのように関わっていくのか想像がつかず、先が気になって一気読み。人物の個性が薄く、苦手なカタカナ名だったので把握するのに一苦労しましたが、トリッキーな設定は西澤保彦さんらしく流石でした。そして衝撃のラスト。えっ、あなたいつの間に…⁉︎これは再読しないといけないですね。なかなか手強い作品を紹介して下さって、読友さんに感謝です。ありがとうございます!

2014/08/03

きっしぃ

西澤さんのSFミステリーは大好きだけど、今回は登場人物が外国人で、なおかつ死後の世界と生前の世界が交互に描かれるので混乱…。何度か読み返すも、途中で諦めメモしながら…。トリックも騙されたし、最後の最後にも呆然とさせられた。死者の蘇りの謎は解けないけど、まぁいつも通りそれはそういうことなんだ…と(笑)

2016/06/10

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