夜のかけら (講談社文庫 と 27-18)
夜のかけら (講談社文庫 と 27-18) / 感想・レビュー
巨峰
4人の男性と同時進行につきあう30代×1の主人公。本人は特段エロいわけでもなく、男好きとも思えす、さばさばしてるけど、傍から見ているとわりと危うい感じがしてスリリングでした。男性陣は、いいところもあるけど弱点も多い一般男性ばかりで、そういうところはリアルだったかもしれない。90代後半の小説で、小説であの時代を読み返してみると、あの時代もとーくになったんだなと感慨深い
2017/05/28
クロマキー
つまらなかった。読むのが面倒なくらいに。主人公は5人の男性と関係を持っているわけですが、いわゆる男前な女性ではなく女々しい。本人はいい女を気取っているけれど、結局誰にも選ばれない憐れな人。妙に気取ったところが嫌い。そして飲酒運転、どこでもタバコは時代を感じた。
2016/11/01
山内正
チャイム鳴らしても気配がしない 里村が居留守をつかってる 僕は彼女と今挟みになって嘘ばかりついて 私はまだ手放さないと近くのレストランで 時間潰す煙草の煙吐いてこのまま別れて しまうかと姉貴が来てるから君とは会えないと言われ 嘘とも思えない 二回別れたいと言ってる 帰る途中幸坂のアパートに寄ってみた 彼とのセックスの相性は他にない この際秘密を教えてくれないかと 何かを失うのが怖いのかと 俺は分かると高飛車に言うのに私は耐えてる こんな気持ちで抱かれた 身体の相性の良さを噛み締めた これで帰れる
2024/07/12
山内正
幸坂に誘われ冬の海を見に 髪を切ったのが周りに不評で 四人の男の中で一番早く愛想尽かすのは 他を巻き込まず退屈な日を送ってたら海なんて陰気なだけ 酒をラッパ飲みしながら 俺と結婚しようと まずここの街のモーテル行こうと部屋に 浴室から出たら眠っていた そのまま街の方へ 頼まれた原稿届け私には向いてない 男と男を駆け回る時手応えを感じる 部屋で一人は嫌 見せる顔はどれも利保子 だが曝け出したことは無い 煙草最後まで吸って心が晴れない日だと 無視し続けてる男一人増やしても できないことは無いけど 何をすれば?
2024/06/02
山内正
ユキの相談は掛け持ちするマスターに 同情してると相談 馬鹿な事辞めなさいと どうして引き返さないと煙草を吸う 四人の男と電話が繋がらなく伊沢と合う 忘れたスカーフ取りに吉塚の部屋で煙草吸いながら 幸坂を思う絶頂期がすぐに訪れ技巧なく ゆっくり動くだけなのに欲情を引き出す 煙草吸い予定は言わない 酔ってバーに行く伊沢が部屋に誘う 酔って這うようにベットにあがる 覆い被さり服を脱がしにかかる されるが儘に下着も 臭うと言った 幸坂のが シャワー浴びずにきたがそのまま寝入って仕舞った
2024/03/13
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