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Wドライヴ院 (講談社文庫 せ 12-5)

Wドライヴ院 (講談社文庫 せ 12-5)

Wドライヴ院 (講談社文庫 せ 12-5)

作家
清涼院流水
出版社
講談社
発売日
2001-08-01
ISBN
9784062732406
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Wドライヴ院 (講談社文庫 せ 12-5) / 感想・レビュー

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なお

今作品でやっぱり清涼院氏は面白いと再認識しました。 まず、仕掛けが面白い読者の好みで、読み方が選べて読後感が異なるや言葉遊び。また一番楽しめたのは話の最後に最大の仕掛けは物語の外にあるということ。わくわくしました。

2016/01/24

ソラ

内容(「BOOK」データベースより) 平凡な中学校で人から人へと渡っていく不吉なMEMOを追う「DRIVE1」。ある夜、目醒めると自分が二人になっていた。同一人物間に芽生えた殺意を描く「DRIVE2」。二つの物語に仕掛けられた連鎖反応的“謎”とは何か!?『19ボックス新みすてり創世紀』を全面改訂し書下ろしを加えた文庫オリジナル。

2008/11/21

あすかい

院のコース。DRIVE1では、同じ比喩をキャラ毎に別の意味で使ったりとか、あるキャラの自身に対する客観的(だと思い込んでる)評価が、別のキャラによって否定されたりとか、とにかくキャラの描き分けが凄く上手くて感心した。DRIVE2では更に凄くて今度は一人の人間が四人に分裂するという話で、同じ人間の考え方が時間が経つにつれて徐々にズレが生じだすというのをやってて、これにはもう脱帽するしかない。面白かった。

2014/04/21

ビスコ

講談社ノベルス「19ボックス」を大幅改稿した、2つの短編から成る作品。19ボックスは未読。 後半→前半と読む「院」コースで読んだ。どちらも、スラップスティップコメディにSFを足したような感覚の話。 「世紀」コースだとどうなるのやら。それと、物語の外の仕掛けがわからない……

2018/03/11

アサギモ

大爆笑。圧倒的過ぎる世界観は噂には聞いていたが、まさか驚愕のベクトルが爆笑に転ずるとは……。とにかくハード過ぎる言葉遊び(褒めてます)!予想の斜め上をいく言葉遊びやアナグラムが突き抜けて容赦無く、何だか途中次はどう来るのか謎のワクワク感。物語も意外と構成的に面白く創ってあって、意表を突かれるというかやはり突き抜けているというか……。細けぇこたぁどうでもいいんだYO的な設定には作者の変態感をひしひし感じました。そうだ、流水は変態なんだ!最後に最大の仕掛けを物語の外に置きやがった手腕は流石というべきか。

2013/08/12

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