逆光の女 (講談社文庫 き 15-19)
逆光の女 (講談社文庫 き 15-19) / 感想・レビュー
ツカモトカネユキ
挑戦シリーズとブラディシリーズの合間の作品。主人公は、著者っぽい作家。周りを取り巻く感じも同時代の作品に似通ったものがあります。現在では考えられないような無頼派の作家が捨てた女のあとを追いながら、自分探しをします。明確な結論が出るわけでなく、気になって追っかけて、その結果、いろいろなことに巻き込まれて記憶が薄らぐような感じです。同時進行していた作品が、なかなか印象が強いので少し軽やかで非合法感も薄いです。箸休めによいかもしれません。
2019/01/26
ともかほ
十代半ばによく読んでいた北方謙三を久しぶりに。主人公は今の自分より年下。十代の頃は遠い先の事と思っていたが…。いたるところに感じられる北方謙三の考え方が懐かしい。
2015/02/05
がんちゃん
久しぶりに北方謙三。ハードボイルド。ちょっとやり過ぎ、と少し引いちゃうところもありつつ、最近女性っぽい小説が多かったので違う感じでした。マセラッティ、格好いいですねー。女性が読んでも面白くないかも。
2013/03/09
Yoshio Yamada
北方さんの小説、というよりは北方さんそのものみたいな感じがしました。オムニバスのような感じもありつつ、でも流れは1本に繋がってる。面白かったです。
2014/01/08
tai65
星3つ
2011/07/07
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