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哲学者かく笑えり (講談社文庫 つ 24-1)

哲学者かく笑えり (講談社文庫 つ 24-1)

哲学者かく笑えり (講談社文庫 つ 24-1)

作家
土屋賢二
出版社
講談社
発売日
2001-12-01
ISBN
9784062733212
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哲学者かく笑えり (講談社文庫 つ 24-1) / 感想・レビュー

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ehirano1

これはいつもより毒が少なめでした。でもやっぱり核心を憑いてくるところは感服します。最終ページ付近に著者が繋がれた犬と一緒に写ってる写真が掲載されているのですが、キャプションには「写真は、首輪をつけていな方が筆者」とあり壮大に噴きましたwww。

2021/06/24

ミカママ

この筆者のエッセイ集も3作目、なーんかパターンが似ていて飽きてきたかな、とおもったのもつかの間、ケンブリッジ留学当時のご友人との往復書簡に笑った!類友ですね~。さぁ次の(ツチケンの)著作、行きましょう!

2013/06/30

スプリント

大学教授と哲学者のいわゆるステレオタイプ的なイメージにぴったり合致する内容でした。良い意味でウィットに富んだ、悪い意味で屁理屈満載の文章はかなりツボにハマりました。助手の方はなんとなく女優の市川 実日子さんなイメージです。

2015/02/06

空猫

再読。哲学的、あるいは論理的な文章で見かける表現を用いて、無意味な回り道を繰り返していく、パスティーシュだが、文体模倣をしているのも多分当人の文章や講義であって、ともかくツチヤ流韜晦・言い訳に満ちたユーモア・エッセイ。文春連載のものよりも、テーマ性がある(ような気もする)ので、最初から最後までネタとして思いついたことは一つしかなかったのかもしれないと危惧される週刊連載エッセイよりは内容がある気がしないでもないが、内容などはとりあえずどうでもいいし、最終的にもどうでもいいのだということがよく分かる。

2014/12/14

ハカセ

「書簡集」は本当にこんなやり取りをやっていたのなら、相当なもんだと思う。いろんな意味で。でも、この人が特別に面白いんじゃなくて僕達が過ごしている日常って実は面白いことに溢れているんだと思う。それをこんな風に面白おかしく話す術を持たないだけであって。

2011/11/03

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