いつのまにやら本の虫 (講談社文庫 て 8-10)
いつのまにやら本の虫 (講談社文庫 て 8-10) / 感想・レビュー
小野靖貴
古本屋主人の本にまつわるエッセイ集。本に対する著者の愛のある姿勢が感じられる。三島や太宰、四迷など文豪のエピソード多め。(書物というものは、研究したり注釈にとらわれたり解剖するものではない。その本に「感応する心以外の通訳者を必要としません。」、二葉亭四迷=くたばってしまえ、太宰治→玉川上水で入水、太宰と芥川は新しい小説手法と形式を編み出した天才、世界でもっとも本を購入する国民は日、英、米人←顧客データベースより)
2014/08/17
ちあきほ
本の虫か、本の主か。虫になら、なれるだろうか。
2012/02/02
春木
『本』っていいものだね。
2013/10/04
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