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火怨 下 北の燿星アテルイ (講談社文庫 た 43-33)

火怨 下 北の燿星アテルイ (講談社文庫 た 43-33)

火怨 下 北の燿星アテルイ (講談社文庫 た 43-33)

作家
高橋克彦
出版社
講談社
発売日
2002-10-16
ISBN
9784062735292
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火怨 下 北の燿星アテルイ (講談社文庫 た 43-33) / 感想・レビュー

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とし

火怨 北の燿星アテルイ下巻。下巻は圧巻読み応えありました、阿弖流為、母礼、飛良手や阿弖流為に従う友のすがたに又田村麻呂と阿弖流為宿敵を超えた何かに黙示以降は涙。京都清水寺にある阿弖流為、母礼の顕彰碑に行ってきます、シネマ歌舞伎公開日:2016年6月25日もぜひ観てみたい。

2016/03/30

kawa

古代の東北・蝦夷の防衛戦を堪能。ライバル関係にある阿弖流爲(あてるい)と田村麻呂、そして取り巻きの武将達を活写、束稲山(たばしねやま)・東岳の要塞戦を始めとする戦闘シーンも出色の迫力。阿弖流爲の「勝つことに飽きました」と言いつつの驚愕の企みでクライマックス。著者の匠なストーリー仕立てに脱帽です。

2020/06/05

つーこ

蝦夷の民と誇りを守りたいだけの阿弖流為たち。執拗に戦いを挑んでくる朝廷に対し、負けもせず勝ちすぎないという難しい立場を死守する彼ら。和睦なんて認めない態度の朝廷との戦いは、この先何年続くのか?自分たちが始めた戦いを子供達にも強制するのか?このあまりの難問に私は恭順でもいいかも・・と心が折れそうになったが、阿弖流為の決意はもう涙なしには読めなかった。あまりの阿弖流為の熱き思いに、読み終えてもまだ呆然としている。

2017/09/23

たいぱぱ

ラスト50ページの展開に圧倒されしばし呆然。阿弖流為、母礼、飛良手、伊佐西古そして坂上田村麻呂。男の中の男たちの戦いと友情、そして美事な散りぎわに涙。阿弖流為と母礼の超絶にして人間愛溢れる策略に驚愕の感動。今尚、東北の人達に崇められてるという阿弖流為たちの生き様に壮絶に心撃ち抜かれ起き上がれません。

2018/09/13

キャプテン

★★★★★_「きゃぷ衛門とゆく時の旅フェア」【西暦802年/平安時代編】アテルイ殿ら、蝦夷(えみし)の者たちが戦う理由はただ一つ。「俺たちは、お前らと同じ人間だ」。その理由だけで、蝦夷軍は奮い立ち、何度も朝廷軍の侵攻を弾き返す。拙者、アテルイ殿の戦う姿に、自然と涙が出たでござるよ。そして、征夷大将軍・坂上田村麻呂と交わす友情に、蝦夷の仲間たちと生きるその姿に、心を震わせずにはいれぬ。次の時代が、拙者を待っている。歴史は止めどなく、そして連綿と繰り繋がっているもの。名残惜しいが、拙者も旅を続けるでごさるよ。

2017/10/22

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