聖ヨゼフの惨劇 (講談社文庫 ふ 48-4)
聖ヨゼフの惨劇 (講談社文庫 ふ 48-4) / 感想・レビュー
SJW
フランスにおいて革命派と王党派が争う時代に15歳の少年ヴィドックは生きて出られない監獄に送られる。監獄での過酷な生活を強いられながら、開かずの礼拝堂の謎を解く冒険推理小説。初めは革命の裏側を舞台にした全くの創作ミステリーかと思ったが、ヴィドックはフランスでは有名な実在した人物で、若い頃は犯罪者として投獄されるが、才能と経験を認められてパリ警視庁で活躍する。またバルザックと交遊関係をもち、モデルとなって作品にも登場する。ヴィクトル・ユゴーの「レ・ミゼラブル」のジャヴェール警部も彼がモデルとなっている。(続)
2021/02/17
金吾
当初はやや入り込めませんでしたが、礼拝堂の辺りから読みやすくなりました。ラストは都合よすぎるようにも感じました。あとがきが一番印象的でした。
2023/12/07
一五
藤本さんは ほとんど読まなかった。KZが面白かったのでミステリなら読もうと…。 15で終身刑のヴィドック どうなるのか。同房の侯爵が なんかいい
2019/05/13
ゆずこまめ
牢獄内という劣悪な環境ですが…何があっても生き抜く意思と能力を持ったヴィドックが魅力的。続きが読みたいです。
2014/03/18
ホレイシア
これはいまいち。
2008/01/15
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