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屈折率 (講談社文庫 さ 55-2)

屈折率 (講談社文庫 さ 55-2)

屈折率 (講談社文庫 さ 55-2)

作家
佐々木譲
出版社
講談社
発売日
2003-01-01
ISBN
9784062736183
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屈折率 (講談社文庫 さ 55-2) / 感想・レビュー

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ゆみねこ

佐々木さんの作品には珍しく企業小説。元やり手商社マンがガラス工場の再生を請け負うというもので、そちらは良かったけど恋愛の部分はちょっと微妙・・・。

2016/01/30

ミカママ

以前「警官シリーズ」肌に合わなくてずっと積ん読だった。ところがこんなにページをめくるのをもどかしく読んだ本は、久しぶり。おもしろかった!「下町ロケット」を彷彿とさせるような。恋愛もねぇ、不倫というだけでバイアスかかっちゃうんですかね。私は主人公の奥さんもどっちもどっちという気がする。町工場を立て直していく様子がとっても痛快だったのだけど、あまりにもとんとん拍子すぎる?その分、恋愛も結婚生活もダメになってしまったということで帳消し?いずれにしてもかなり好みな作品でした。

2013/04/04

ぺぱごじら

90年代後半期、金融機関の中小企業イジメが酷くなる中、実家の町工場建て直しに取組む元商社マンの姿。以下余白172文字はあぶり出しにしても見えませんが酷評です(苦笑)。

2011/08/31

ツバメマン★こち亀読破中

自分の会社を解散した元商社マン・安積啓二郎は、大田区蒲田にある実家のガラス工場を建て直すべく社長を任される。時期が来たら工場を売却し当面の利益を得ようと密かに考える啓二郎だが、会社に出入りしているガラス工芸作家・透子に出会いガラスの世界に魅せられ、ガラス工場再建を進めていくことを決意する。まるでプリズムを通る光がその方向を変えるように…。ガラス工場の再建は?妻子ある啓二郎と透子の関係は?企業小説と恋愛小説を同時に楽しめます。そして「もの作り」に関わる産業をもっと大切にする日本でありたいと思いました!

2014/12/17

MarsAttacks!

つぶれかかったガラス工場を、やり手の元商社マンが、不況の波や工員とのいざこざを解消し、工場を再建する王道の物語と思っていたのですが、メインはその工場で出会ったガラス工芸のアーティストとの不倫の話しがメインに、主人公のモチベーションは不倫相手と言う構図にげんなりしました。なんかすっきりしない物語でした。

2011/11/26

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