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安達ヶ原の鬼密室 (講談社文庫 う 23-10)

安達ヶ原の鬼密室 (講談社文庫 う 23-10)

安達ヶ原の鬼密室 (講談社文庫 う 23-10)

作家
歌野晶午
出版社
講談社
発売日
2003-03-14
ISBN
9784062736350
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安達ヶ原の鬼密室 (講談社文庫 う 23-10) / 感想・レビュー

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HANA

微妙。少年の日常の謎、アメリカのサイコキラー、日本で戦中に起きた連続死事件。これらがシンメトリーになるように設置されているのだが、それぞれの物語がある一つの共通点を除いてはほぼ無関係な事件となっている。これこういう風な構造にする意味あるのかなあ。共通する箇所も表題作以外はツマみたいな扱いだし。メインは中央に位置する表題作であるが、物語の中であまりにタイミングがいいというか、偶然都合のいい事が多すぎて…ピタゴラスイッチを思い出すな。構造が試みとしては面白いんだろうけど、空回りしてる印象を受ける一冊であった。

2022/06/08

ダイ@2019.11.2~一時休止

短編集?。よくわからない配置になっているし読みにくいなという感じもあったが、読み終わればなるほどって感じ。

2013/08/31

りょうこ

なるほどねぇ。本編とは関係ない話から始まるので一瞬、カバーと中身が間違えてるのかと思って確認しちゃったし(笑)まぁ正直あの2本はいらないといえばいらないと思うけど、読者が『?』と思ってカバーをひっくり返すのが狙いだったら面白い。まんまとやられた。本編の鬼密室においてはトリックそのものもほぉ!となったがあのトリックが完成されている瞬間を想像するとなんと素敵な家なんだろうと思う。

2014/06/20

うーちゃん

解決編の直前でぶつりと途切れる、まったくタイプの異なる物語に面喰らう。当然、あっと驚く、のけぞるような仕掛けが施されているんだろうと期待値はMAXに。結果として「あー、おお、そういうことね!そこ共通してるのね。あー、なるほどね・・」ぐらいの感想にとどまったかんじ。自分の想像力の貧弱さも原因かと思う。謎としてはすごく魅力的なのに、謎解きは私にはイメージしづらい部分が多かった。エドワードの正体がいちばん腑に落ちる驚きだった。

2017/05/21

coco夏ko10角

構成が面白い。メイントリックは屋敷の見取り図で分かってしまうタイプの。鬼の正体にちょっとびっくり。

2016/08/17

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