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カーニバル一輪の花 (講談社文庫 せ 12-6)

カーニバル一輪の花 (講談社文庫 せ 12-6)

カーニバル一輪の花 (講談社文庫 せ 12-6)

作家
清涼院流水
出版社
講談社
発売日
2003-01-01
ISBN
9784062736428
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カーニバル一輪の花 (講談社文庫 せ 12-6) / 感想・レビュー

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geshi

ついに手を出してしまった。ノベルス版では『カーニバル・イヴ』と題されていた通り、これから起こる大事件への序章で一冊終わらせてしまう挑発。探偵の設定だけ重ねて凄さの内容を説明しないキャラ立ちを始めとして、文章の揃えやルビの氾濫など徹底して「言葉」による「遊び」に終始している。”犯罪オリンピック”への予感と不安を煽っていって、JDC探偵の毒殺でようやく事件が起こったかと思いきや、自ら作ったシステムすら破壊する大オチは大胆。これからどれだけ風呂敷を広げてくれるのか。

2019/09/10

緋莢

ノベルスで刊行された『カーニバル・イヴ』、『カーニバル』、『カーニバル・デイ』を全5冊で文庫化。ただし、<文庫化にあたり手直ししましたというレベルを超え ほとんど別の作品に生まれ変わってしまいました>とのこと(まえがきより)。『コズミック 水』に収録されている大森望さんの解説に<全国の新本格系流水ウォッチャーたちにこう言わしめたのである――「『コズミック』はまだまともだった」と。>というのが書かれていましたが、それも納得(続く

2020/09/09

よっぷぃ@アイコン詐欺

カーニバル全五巻、原稿用紙にして五千四百枚にわたる大作の序章。全体でどれ位の分量か、もはや想像が及びません。写真で見ると迫力ですが。 http://instagr.am/p/L6_TG9Ix3K/ 事件の始動までを描くだけで、単行本一冊を消費。事前に主要キャラを描く事で、事件後の悲惨さを際立たせようとする意図だろうが少々くどい。丁寧すぎるのではなく、繰り返しが多い。本筋以外でも、一文の長さを揃えている箇所があったり趣向が凝らされているが、何の意図があるのかまでは解らなかった。次巻への期待は掻き立てられた。

2012/06/26

年中古本派・文花

全五巻の第一巻読了。まあ、多少の読みにくさはあったけど、カーニバル・イヴより、よく出来ていた。ただ、書き直しによって、とある探偵の独白が消えてしまった。それには、ちょっと残念です。ここからが大変だよねw五百ページ以上が四冊続くからwめげずに、頑張ります!

2018/02/21

ほんトモ📚読書雑談漫画描いてます

1冊丸々使って導入編。これだけではまだ評価のしようが無いかな。登場人物が多いけどキャラの濃い人ばかりなのですんなり読み進められます。

2013/11/16

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