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耳すます部屋 (講談社文庫 お 63-14)

耳すます部屋 (講談社文庫 お 63-14)

耳すます部屋 (講談社文庫 お 63-14)

作家
折原一
出版社
講談社
発売日
2003-02-01
ISBN
9784062736589
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耳すます部屋 (講談社文庫 お 63-14) / 感想・レビュー

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ちーたん

★★★★☆【読友さんとの旅】久々のツアーは大胆極まりない折原マジックをあらゆる角度で楽しむワクワク短編セット!全部面白かった🎵各話《起承転結》がスッキリ圧縮収納!そんな『起』となる1行目からキーワード抜粋!①包丁『耳すます部屋』②あの夜の出来事『五重像』③学校の幽霊『のぞいた顔』④鬼気迫る女『真夏の誘拐者』⑤死ぬほど驚いた『肝だめし』⑥悩みごと相談室『眠れない夜のために』⑦もうすぐ時効『Mの犯罪』⑧やりきれない『誤解』⑨『鬼』はひろし⑩殺人現場の『目撃者』◆トップ3は①⑥⑩👑折原さんやっぱ癖になる〜!

2020/11/01

ダイ@2019.11.2~一時休止

短編集。真夏の誘拐者・眠れない夜のために・Mの犯罪なんかがイイ。

2014/01/08

キンモクセイ

『耳すます部屋』ほんの親切心で言った言葉を後悔してる。うるさい電話。肉や骨を切ったから包丁がボロボロだわ。『五十像』軽度の記憶障害。見たことを話しているのに。最後の文で鳥肌が。『覗いた顔』この学校には幽霊がいる。噂話だろ。声がする...「どこにいる?ここにもいなーい。」全身汗だらけ。『真夏の訪問者』子連れパチンコ来店いつから禁止だっけ?ギャンブルはほどほどに。『肝だめし』墓地に肝試しはダメ。白色仮面に死ぬほど驚かされるよ。『眠れない夜のために』隣人トラブルは嫌だね。『Mの犯罪』時効成立。心配しなくていい。

2020/11/01

タイ子

「結末まで決して油断しないでください」弱いなぁ、こう書かれると期待するわ~。でも、期待通りの面白さで満足。ホラー、ミステリー、10の短編集。ゾクッとしたり、ニヤリとしたり、怖さと笑いは紙一重だなと思ってしまう。中でも「Mの犯罪」はあの幼女連続殺人事件を思い出すようなストーリーでどうなるかと思いきや、最後はあっ!と言わせる上手さ。久しぶりの折原さん大いに堪能、これを機会に他の未読作品も読んで見ようかな。

2018/11/02

yumiDON

折原さんの作品は叙述と分かっていながら読んでも面白い、分かっているのに騙される。だからこそ、中毒になり読者の心を離さないのだろう。今回は短編集なので、1話は短いがどれも引き込む内容だ。善良な語り手が引きずり込まれる泥沼は、折原さんの悪意が糸を引いている。いや~なじっとりした話からホラーテイストのもの等、盛り沢山な中身に満足です。締めのセリフが素晴らしい「真夏の誘拐」や短い頁数で素晴らしくデキた話の「Mの犯罪」が特によかった。

2016/05/19

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