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カーニバル三輪の層 (講談社文庫 せ 12-8)

カーニバル三輪の層 (講談社文庫 せ 12-8)

カーニバル三輪の層 (講談社文庫 せ 12-8)

作家
清涼院流水
出版社
講談社
発売日
2003-03-01
ISBN
9784062736879
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カーニバル三輪の層 (講談社文庫 せ 12-8) / 感想・レビュー

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geshi

本気で清涼院流水は自らをも破壊しつくすつもりらしいと分かった。キャラクター化した探偵をあっさりと殺して舞台から降ろす探偵システムの否定、自作を凶器として使い存在を抹消させる過去の否定、RIZEの幹部の正体が露わにする世界の否定、否定を幾重にも積み重ね、その先に新しい何かを生み出そうというのか。物語は進んでいるはずなのに、ここまで先が見えない作品は初めてかもしれない。こんな真犯人たち、まともにやったらブーイングの嵐なんだけど、トンデモの連鎖が行きすぎていて、それをアリにしてしまう大風呂敷。

2019/09/16

年中古本派・文花

カーニバルシリーズを読むのは、三度目。一度目は、ノベルス版で、「カーニバル・イヴ」「カーニバル」「カーニバル・デイ」を読んだ。二度目は、文庫版で、一巻から三巻まで。この時は、三巻読了して、シリーズ途中で挫折。今回は、ノベルス版「カーニバル・イヴ」を読んでから、文庫版一巻から三巻へ。で、現在にいたる。》(ここからが感想)》想像を絶する展開の連続。もはや、常識などは通用しない。「説明」される、「真実」を、ただただ、受け入れるのみ。

2018/03/02

はらぺこ

犯人(犯罪組織?)の正体(意図?)は全く分からん。

2023/10/27

年中古本派・文花

三巻までで、やっと前半が終了…真のオリンピックの悲劇は四巻から始まる

2012/10/02

よっぷぃ@アイコン詐欺

二週間ほどずっと、カーニバルにかかりきり。三巻目まで読んで、やっと犯罪オリンピックも上半期が終わったようです。今回も超絶展開の連続で、もうどこで驚けばいいのやら、呆れればいいのやら。食傷気味で惰性で読んでいるような感じですが、広げまくった大風呂敷が畳まれることを期待して後半戦に突入したいと思います。あと二巻。最終巻は「五輪の書」ってタイトルがついてるけど、まさか「真犯人は宮本武蔵だ!」なんて言うつもりじゃ……いや、まさかね。「コズミック」の悪夢が蘇っただけです。オリンピックと五輪がかかってるだけだよね……

2012/07/04

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