カーニバル四輪の牛 (講談社文庫 せ 12-9)
カーニバル四輪の牛 (講談社文庫 せ 12-9) / 感想・レビュー
geshi
前半は犬神夜叉視点による事件の語り直し。裏で起こっていた猿仮面事件が、さんざん風呂敷広げておいて解決があまりにパーソナルすぎる。むしろ異様な偽の解決のほうが良かったのではと思うと共に、この5部作のオチへの不安も出てきてしまう。後半はRIZEの真実の一端が明かされるが、さらなる謎が積み重なっていく超展開。総統R・Sの正体は陰謀論好きならそこ行くよね~。ラストで幹部の正体が明かされ、一応の納得はあるが「何でアンタら?」と謎を残しつつ、最終巻にどう風呂敷を畳むのか・それともぶち破るのか。
2019/09/21
年中古本派・文花
どんどん増えるページ数。300。600。600。700。800。嫌がらせか!w今巻は特に、ページ数(700)の割りには、内容薄かったかな。残るは、最終巻のみ!
2018/03/07
はらぺこ
やっぱり最終巻まで謎はあかされなかった。もう1冊読まなアカン。
2023/10/27
よっぷぃ@アイコン詐欺
やっと四巻まで読了した。犯罪オリンピックも、やっと下半期に突入……と思いきや、三分の一程度が上半期の回想だった。語り手を変えてはいるが、繰り返しはつらい。並行して起こった新エピソードも語られているが、それでも繰り返しはつらい。全体的に視点を変えて語り直す傾向があ上での、さらなる繰り返しはつらい。無駄を省けば半分くらいの分量になりそうなものだが……無駄と呼んではだめか。長長編になると、前半の語り直しも必要なこと? いよいよ次が最終巻。期待しちゃいかんと解ってはいるんだけど、やっぱりラストに期待しちゃいます。
2012/07/11
マヌヌ2号
怒涛の解決編(なおまだもう1冊控えている模様)。鵜ノ丸の顛末とかシベリア鉄道のその後とかの、ブン投げてもおかしくないなーと思っていた要素もバッチバチに回収しているのが偉い。清涼院流水はスタンダードな伏線回収もちゃんとやる作家なのだということが分かります。それはそうとこのラストは一体どういうことなんでしょうね。ようやく次でラスト。もう何が待っていても受け止め……られるだろうか……
2019/02/03
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