奇術探偵曾我佳城全集 戯の巻 (講談社文庫 あ 22-8)
奇術探偵曾我佳城全集 戯の巻 (講談社文庫 あ 22-8) / 感想・レビュー
ソラ
【再登録】奇術師にして紋章上絵師そして推理作家。三つの貌を持つ作者だからこそできた奇術ミステリの金字塔。奇術を愛する曾我佳城の夢は、古今東西の奇術道具を揃えたマジシャン達の集う殿堂づくり。魔術城落成の大舞台に佳城は、前代未聞の大トリックを仕掛けていた!その正体が明かされる「戯の巻」。
2015/01/25
あらあらら
それぞれの完成度は高いが続けて読むのはしんどい短編小説
2015/08/31
Ribes triste
面白かったのに、最終話があんまりな結末で悲しい 。まあ、まさにシリーズ完結なんですが…。
2017/05/17
はまちゃん
曾我佳城全集の下巻にあたる戯の巻である。本巻でも上巻(秘の巻)と同様に曾我佳城氏と彼女を取り巻く奇術師や収集家が活躍する。秘の巻での登場人物がほとんどであるため、本巻ではみんな活き活きと感じられた。しかし、あのようなラストが待っていようとは・・・。確かに振り返ってみると、曾我佳城氏にはそういう一面があることが描かれていましたね。
2012/05/23
新天地
上巻『秘の巻』もそうだったけど各話のタイトルの意味が分かると思わぬ方向へ展開が進んだり、それまでの行動の意味合いがガラリと変わったりする趣向が面白かった。上下巻の全編通して少しずつ浮き上がってきていたあの登場人物の危うさがあの形で出てきただけに最終回はゾッとした。好きな話はタイトルが不穏でありながら意外な展開とオチとミステリーニとのやりとりも面白い「だるまさんがころした」が一番。次にその舞台設定が面白くて犯行動機が切ない「百魔術」。三番目にシリーズ集大成の「魔術城落成」
2017/11/15
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