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ドッペルゲンガー宮: 〈あかずの扉〉研究会流氷館へ (講談社文庫 き 48-1)

ドッペルゲンガー宮: 〈あかずの扉〉研究会流氷館へ (講談社文庫 き 48-1)

ドッペルゲンガー宮: 〈あかずの扉〉研究会流氷館へ (講談社文庫 き 48-1)

作家
霧舎巧
出版社
講談社
発売日
2003-06-01
ISBN
9784062737685
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ドッペルゲンガー宮: 〈あかずの扉〉研究会流氷館へ (講談社文庫 き 48-1) / 感想・レビュー

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W-G

ロジックが複雑なのと説明が上手くないのが半々くらいで解決編が読みづらい。ただ、こういうストレートな新本格の青春路線は実はそれほど数がないので貴重なシリーズ。メイントリックは割と簡単に見抜けるが、途中、何度もああでもないこうでもないと繰り返されるロジック展開が面白い。主要メンバーは賛否両論あるが、後動とジョーマエは良い。咲さんも許容範囲。カケル君がアリスの劣化版(二浪設定必要か?)で鳴海とユイが痛キャラという感想。鳴海は後動とセットになる事で痛さがどうしても際立ってしまう悲しいポジション。でもファン多そう

2016/11/27

ナルピーチ

流石のメフィスト賞受賞作!!とても楽しく読む事ができた。とある大学のサークル《あかずの扉》研究会に入会した“二本松翔”とクセ者だらけの部員達が巻き込まれた驚愕の事件の真相とは?!「流氷館」と名付けられた館を舞台に大胆なトリックと練り込まれた伏線で綴られる物語。表題のドッペルゲンガーと名付けられた意図が分かった時に改めて作者のロジックの高さを思い知らされた。主要キャラ達のコンビネーションも面白さを引き立ててくれる一つの要素。こちらシリーズ物なので次作目以降も期待大!

2021/08/08

へくとぱすかる

3日がかりで読破。分厚さに圧倒されるけど、ミステリとして最高の出来です。解説のはやみねかおる氏が、「この『ドッペルゲンガー宮』で、初めて霧舎作品に触れた人は、すぐに他の作品を読みたくなる」云々と述べている通り、すでに2冊目の「あかずの扉研究会」シリーズも入手しました。細かいところまで配置された伏線には、驚くほかありません。全力投球したデビュー作です。

2018/01/11

ダイ@2019.11.2~一時休止

《あかずの扉》研究会その1。デビュー作。キャラがイイ。新本格を詰め込んだような作品。

2014/04/04

aquamarine

再読でした。すでに熊の取っ手あたりで一度読んでるなと思い出したんですがもう止められず最後まで。クローズドサークルの内と外、阿吽の呼吸の探偵二人が素敵です。ずるい?いえ伏線も見事です。みなさんのレビューを拝見し、意外と評価が低い人が多いことに驚きましたが、そういえば初読の時は私もユイやカケルがうざかったなぁ、と(笑)。ラノベのノリは味として新本格の王道を豪快にぎゅぎゅっと詰め込んだという感じのこの本、当然好みは分かれるでしょうが、私は再読でも十分堪能しました。

2015/07/23

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