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てとろどときしん: 大阪府警・捜査一課事件報告書 (講談社文庫 く 26-5)

てとろどときしん: 大阪府警・捜査一課事件報告書 (講談社文庫 く 26-5)

てとろどときしん: 大阪府警・捜査一課事件報告書 (講談社文庫 く 26-5)

作家
黒川博行
出版社
講談社
発売日
2003-06-01
ISBN
9784062737708
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てとろどときしん: 大阪府警・捜査一課事件報告書 (講談社文庫 く 26-5) / 感想・レビュー

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はつばあば

警察モノでは無いが北方さんや風間さん達の登場人物達の垢抜けた様に一線を画してた黒川さん。こてこての大阪弁ですから・・まだ4冊目か5冊目。黒川さん初期の大阪府警捜査一課の刑事達・・お笑いコンビのような黒豆の二人組が活躍する6つの短編。従弟も大阪府警にお世話になっている以上ちょっと覗いてみなくちゃねぇと。「帰り道は遠かった」?読んだ覚えが。京都に住んでいると京都の男のなよなよしさとか、大阪のお笑いのような男はすかん。大阪のおばちゃんの逞しさには反対に惚れ惚れするんやけどなぁ(#^^#)

2021/07/07

mr.lupin

黒川博行さんの著書16冊目読了。六編からなる短編集。どの作品も相変わらずの軽快な大阪弁での会話を堪能することができ、また大阪らしさを感じる事ができた。何となく黒川さんと言うと、やっぱ軽妙な大阪弁でのやり取りのイメージがメッチャ付いてきた。今回はかなり昔の作品で、消費税がまだ3%だった頃の時代背景には少々驚いたが、それはそれで楽しむ事ができた。黒川さんの作品は癖になる面白さだと思う。 ☆☆☆☆☆

2021/06/30

keiトモニ

読み始めたのが去年の10月。7か月かかったなあ。何せ20年以上前の作品なので。“マメちゃんは金岡の公団住宅に住んでる。58千円の家賃が来期は5%上るそうで、また小遣いが減るとこぼしている。こんな貧困生活者を間近に観察していると独身の私は何がどうあろうと結婚などするまいと思ってしまう”←これ公務員たる警察官の考えだよ~ん。「子供は3人以上を」発言の加藤寛治衆院議員よ、あんたどう思う。“お前にみたいな欠食児童飼うてたら給料なんぼあっても足らん”と誠やんが言う。←欠食児童やて!私、欠食児童やのにBMI28.5。

2018/06/02

ううち

初読み作家さん。タイトルに惹かれて購入。大阪の刑事ものの短編集でした。時代背景はちょっと古めですが、刑事さんたちの掛け合いが面白かったです。クロマメコンビが良かったので別の作品でも出ていないかチェックしたい。

2016/01/31

テクパパザンビア

四半世紀前の大阪府警 古き良き(悪き)時代の捕物劇。消費税3%、ラジカセ、ポケットベル、公衆電話…一昔前の推理小説。色褪せないコテコテで流暢な関西弁は読み易かった。

2015/06/24

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