クリヴィツキー症候群 (講談社文庫 お 47-15)
クリヴィツキー症候群 (講談社文庫 お 47-15) / 感想・レビュー
KAZOO
逢坂さんの岡坂シリーズの第1作目の連作短篇集を久しぶりに再読しました。5つの短編が収められていてやはりきっちりとした構成で楽しませてくれます。そのうちの2作はスペインでの話しですが、リリアン・ヘルマンやダシール・ハメットの話が出てきます。スペインやソビエトのスパイの話の絡みが多く、とくに表題作は意表をついてくれます。
2017/12/14
ひで
岡坂シリーズ第1作。最初はコンビだったんだ。
2016/10/19
かこ
スペイン内戦や、スターリンの大粛清となんらかの関係がある短編5編。岡坂紳策シリーズ1作目ということで、まだ桂本弁護士の力で良い物件に移る前の話なのかな?現事務所は異様に古そう。ゲルニカの戦場の凄まじさなど初めて知った内容が多く、メモの取りがいがありました。1話目は、歴史上の人物のほんのものの娘なのか?が議題だったように、どこまで事実でどこからフィクションか判断がつきませんでした。
2018/10/26
あや
スペインに関する知識がなくてもキャラクターの個性が引き立っているので、楽しめました。短編でも十分面白いです。
2013/09/02
てんぱい
短編集。違和感だらけであとがきを読むまで頭をひねりっぱなし。『謀略のマジック』が特に。何を伝えたかったのかがさっぱり解らず、理解に苦しむ。この本はあとがきを先に読むべき一冊です。そちらを先に読むと話が通りやすくなってもっと没頭できる事請け合いです。
2016/07/13
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