濃い人々: いとしの作中人物たち (講談社文庫 む 21-2)
濃い人々: いとしの作中人物たち (講談社文庫 む 21-2) / 感想・レビュー
キムチ
何かで紹介する文章を読み、魅かれて予約したのだが・・・コロナ蔓延で予約当時の気持ちがすぼみ、読み始めると内容的な感覚の古さは落胆 否めなかった。昭和がこんなにも遠くになったのかと。自分が生きてきた時間であるにも拘らず、群さんが語る「濃い人々」が全く濃くなく、色褪せている。夫婦善哉の蝶子、ルーシーショーの彼女、岡本かの子描くところの男2人、林芙美子、谷崎作品の女中観等々社会がゆっくりと変容を遂げてきた温度をまざまざと思った。日本人の精神がだんだん溶けて行く~の一行は「そう」思うけれど根拠となる下りはうーん
2020/05/09
うりぼう
表紙のルーシーが懐かしい。
2003/09/10
あられ
ルシル・ボール 大好き!そうそうとページをめくった。
2017/02/17
kamonegi
幼い日みた古い映画。あらすじは全く覚えていないが、奇妙な踊りが印象的なサスペンスだった。長年なんだったのだろうと気になっていたが、この本を読んで霧が晴れた。黒蜥蜴だったのだ。thanks.
2009/09/20
バーベナ
映画やドラマ、小説の中の作中人物についてのエッセイ。「実践者でなく観察者だ」と言い切る著者自身も面白い存在だけれど、もう少し突っ込んで欲しい部分もあったりする。
2011/03/14
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