突破: BREAK (講談社文庫 に 28-3)
突破: BREAK (講談社文庫 に 28-3) / 感想・レビュー
minami18th
再読である。初読のときは勢いで一気に読んだ。やっぱり細かいところは忘れてるよなぁ。オダケンや銀ちゃんみたいな器用さの対極にある一徹のパワーをたのしめればいいじゃないか。こういうの、好きだ。
2012/03/05
ken-chang
既読
2021/10/25
toshi
1999年のミステリ長編小説。巨漢探偵大文字一徹を主役としておりますが、影の主役はむしろ犯人である大蔵省官僚の尾谷でしょう。作者が元官僚の労働省出身であるだけに、官僚の腐れ切った細部や、政治家の身勝手さが余すところ無く描かれております。物語は失踪人を探す一徹のパートと、上司である官房長の殺害を目論む尾谷のパートと、それに付随する連続殺人事件を追う土器手のパートがスピーディーに展開されて行きます。社会派であると同時にエンターテイメント性も優れた作品と言えます。
2020/10/25
鬼山とんぼ
これはマンガで小説じゃないな。近作に比べると数段落ちる。人物設定があまりに類型的で粗っぽく、微妙な心理描写はほとんどゼロ。主人公の人間離れした豪快な行動、ストーリーもあまりに現実離れしていて全然感情移入できない。特にヒロインである東大出の美女、不倫にも走っていた万季の不思議なキャラクターの由来が語られず完全に宙に浮いてしまっているのは残念だった。
2016/03/06
おぎにゃん
一徹凄すぎ。彼が出てくると、ワクワクする。万季ちゃん可愛すぎ。一徹不在の大阪の街を一人歩きするシーンでは、襲われないかと、マジ心配した(笑)酒、男の友情、可愛い女、さりげないけど、グッとくるシーン。ハードボイルドだねぇ。
2013/08/19
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