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川の深さは (講談社文庫 ふ 59-4)

川の深さは (講談社文庫 ふ 59-4)

川の深さは (講談社文庫 ふ 59-4)

作家
福井晴敏
出版社
講談社
発売日
2003-08-08
ISBN
9784062738279
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川の深さは (講談社文庫 ふ 59-4) / 感想・レビュー

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昂 ふたたび

足首までの私。情熱過多の桃山、保の熱さに痺れました。大事な人、物を守るため自己を犠牲に、「任務完了」の言葉がいつまでも哀しく聞こえてきます。穏やかなラストにほっとです。楽しかったです。

2015/05/19

chiru

読み始めたら、以前読んだ本でしたが再読。 真っすぐで不器用で実はとても純粋なヒーローたちが一人の少女を守るために命をかける、ミリタリー系ハードボイルド。 最後のセリフ『またな』で、一気に胸を熱くさせられてしまうラストシーンがかっこいいです。 ★3.5  川テストはいろんな人に試してみたい☺

2018/02/09

HoneyBear

スーパーマンが多すぎ。劇画やアクション映画のようで印象が薄い。

はつばあば

漫然と老後を送る婆には衝撃的な内容だった。20数年前の惨事を忘れようとしても、ニヤけた顔の教主はまだ生きている。教団のバックに何があるのか。クーデターを目論む者。長い間政権を担ってきた保守陣営。永田町・霞が関の憚らぬ傍若無人、その奥にはアメリカが。私達の非日常に頼らなくてはならない警察や自衛隊に対し、余りにも無知・無関心でいることの恐さ。各省庁のトップと経済界との癒着。私達は芸人がどうとかこうとか云う情報でなく、政治に対する情報をしっかり把握しなければ、日本人という民族は過去の物となるかもしれない

2015/07/17

hit4papa

警察をドロップアウトし警備員となった男。気まぐれに若い男女を助けたことから、国家的な陰謀に巻き込まれていくという謀略小説です。自暴自棄ともいうべきやさぐれた元刑事が、出会って間もない二人のために、命を張り、再生していくというありがちな展開ではあります。オウム事件を下敷きにして、スケールのでかい話に仕立て上げる力技は、デビュー作とは思えませんね。現実感の乏しいのはジェットコースター的盛り上がりで相殺するとして、登場人物たちがステレオタイプなのは残念です。ラストは、ちょっとしたサプライズが待っています。

2018/11/01

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