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京伝怪異帖 巻の上 (講談社文庫 た 43-38)

京伝怪異帖 巻の上 (講談社文庫 た 43-38)

京伝怪異帖 巻の上 (講談社文庫 た 43-38)

作家
高橋克彦
出版社
講談社
発売日
2003-10-01
ISBN
9784062738651
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京伝怪異帖 巻の上 (講談社文庫 た 43-38) / 感想・レビュー

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はらぺこ

魑魅魍魎をエレキテルでビリビリと退治していくゴーストバスター的な娯楽小説と勝手に想像してましたが全く違いました。 実在の人物が多数登場するので歴史に詳しい人なら小説に書かれてない部分を補えて楽しめると思います。自分は詳しくないので解ったフリで読んでた部分が多々有ります。『生霊変化』が好き。 伝蔵(北尾政演・山東京伝)と窪田安兵衛(窪俊満)は「安兄ぃ」「伝兄ぃ」と呼び合ってるので最初は書き間違えてるんかなぁと思った。 もうちょっと伝蔵は糸印を使って欲しいなぁ。下巻では使うんかな?

2013/03/13

はつばあば

江戸時代の戯作者や浮世絵画家が登場するこのシリーズは面白い。ちょっと読む順番をここでも間違えてしまったが。~「春朗合わせ鏡」は京伝の後の方がよい~歴史のすき間をこの小説で埋めてもらったり絵画の勉強にもなる。ただ私の感想は自分が楽しめた、という独りよがりなもので人助けになるようなものではない。だから数年後振り返った時に、どういう内容だったかなとあらすじを読むハメになる。まだまだ若かった頃、高橋氏の本は図書館にあっただけ全部読んだはずやのにすっかり頭から抜け落ちている。若い頃は新陳代謝が激しいのか(*´з`)

2016/02/21

gachi_folk

面白いなぁ。人物の絡み方、仕掛けの巧みさ、どれを取っても面白い。これだから高橋克彦は辞められない止まらない。

2013/10/19

sken

むぅぅぅ……。上巻の終わりの辺りにくるまで、既に読んでいたことに気がつかないとはぁ。やはり備忘録というのは大切なものだということを、身をもって思い知らされましたぃ。で、この本。現代から考えてみると、江戸時代ってのは魑魅魍魎がわりと身近に存在していたという感じがありますねぃ。江戸時代のサブカルの有名どころがわんさか出ているだけではなく、わりとそれぞれの性格付けとかがしっかりしているので、すんなりと世界にハマることができましたぃ。おどろおどろしさは最初はあんまり感じず、むしろ仕掛けの面白さみたいなものが

2013/05/15

timeturner

そうか、俵蔵と伝蔵はこんなふうに知り合ったのか。絵師や戯作者がどんどん増えてきて、キャパの少ない脳がパンクしそう。田沼意次ってちょっと可愛い、と思ってしまった自分をペチペチした。

2016/03/13

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