あなたの魅力を演出するちょっとしたヒント (講談社文庫 こ 65-1)
あなたの魅力を演出するちょっとしたヒント (講談社文庫 こ 65-1) / 感想・レビュー
ヒロミ
タイトルから連想した内容とは多少異なり、ちょっとした演劇ワークショップのような内容。読みながら「なるほど〜役者さんたちはこんなレッスンを受けているのね」なんてバーチャル役者修行(?)みたいな気分になりました。人間の身体と心が重なった状態を作り出せたとき、初めてストレスが取れるのかな、なんて思いました。それほど我々の身体と心のバランスはギクシャクしているのだな、と考えさせられた一冊です。鴻上さんの本はやはり視点が変わっていて読みやすいのに面白いです。
2017/01/24
Saku
普段意識をあまり向けていない声、仕草や姿勢で相手への伝わり方が違ってくるとのこと。特に話す時の輪については興味深かった。自分では伝えているつもりでも、相手には伝わってない理由がよく解った。
2017/02/18
よしよしニャンコ
おもしろかった。演劇の演出家が語る、感情の使い方、声の使い方、身体の使い方、言葉の使い方のヒントだ。難しい、専門的な話は一切無し。自分のニュートラルな感情、表出しにくい感情を知ろう。話すときは、声の大きさ、高さ、速さ、間で遊ぼう(上手く使うのではなく遊ぶのだ)。圧巻は、終章の言葉の使い方で、独り言、二人称の会話、みんなに向けた会話の三種を混ぜないようにしよう。例えば、独り言を装って相手に文句を言うのは、相手にしたら気持ち悪い行為だと認識しよう。「みんな」にではなく、「相手」に話しかけよう。
2022/07/23
MOCCO
面白かった〜‼️私の上がり症を見た、大先生に教えていただいた「緊張を抑える方法」のヒントがある本。緊張をほぐすために読んだはずが、すっかり鴻上ワールドに引き込まれ、読み物として楽しかった
2016/04/19
963papa
教養とは、モノを知っていて、それを有効に創造的に使える、ということ。『感情のヒント』私は、喜び、悲しみが遠く楽しさ、怒りが近い。自分の今の感情を知り、それに合った行動をするよう、コントロールする。『声のヒント』声の五つの要素。大きさ、高さ、速さ、間、音色。「表情のある声」「顔全体で声を共鳴させる」『体のヒント』『言葉のヒント』第二の輪の言葉を言う。
2023/04/01
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