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バンド・オブ・ザ・ナイト (講談社文庫 な 41-11)

バンド・オブ・ザ・ナイト (講談社文庫 な 41-11)

バンド・オブ・ザ・ナイト (講談社文庫 な 41-11)

作家
中島らも
出版社
講談社
発売日
2004-02-01
ISBN
9784062739863
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バンド・オブ・ザ・ナイト (講談社文庫 な 41-11) / 感想・レビュー

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うわじまお

中島ラモさん、ジャンキー時代の私小説。面白かったけど、ラリッたあとの文字の羅列は要らなかった。飛ばして読みました^^ 壮絶な青春時代を送っていたんですねらもさん。天国でもラリってご機嫌されていることでしょう。

2018/08/25

myc0

言葉の波、波、波。暴力的な波。ドラッカーの巣窟・悪魔の館に住む「おれ」と「み」夫婦、その子供、出入りするヤク中仲間。キマった時の意識の流れ、溢れ出る言葉を追うのに精一杯。。とても疲れました。でも、どうしても惹かれるものがある。たくさんの言葉を見ていると、たまに頻出するものがあって、こういうところに、生身のらもさんを感じてときめいてしまった。合法的にラリるにはこの本はもってこい。そして、こんな混沌とした世界でも、子どもは子どもの世界を生きてる。とても不思議。

2019/03/31

hope

らもさん、このインテリのラリおっさんに、愛しさと、切なさと、親しみを感じるれ。 やっつけ仕事にユンケルに防波堤、殴り書きと昏睡と後頭部の血、這いつくばったポリ公と泥酔した妖精、食べかけの時計、掃溜めの花瓶、いつかの頬擦り、首狩りママは鉄の街で鬼の投げキッスにコーヒーが演奏するガラスの翡翠は十月の匂いと白い鼻血も無口な貝に混濁するシンパシーで菓子を失ったピエロの頃にカミソリの予感が、 らりるれるろ、ららら、ろるろりんろららるれ、りらるろ

2020/11/18

Dai(ダイ)

ジャンキーのジャンキーによるジャンキーのための小説。ラリって早く死にたい人にオススメ。それにしてもよくこんなジャンキーに「ガダラの豚」のような傑作が書けたものだ。

2015/04/02

ぽち

睡眠薬とアルコール、その他で酩酊する状態脳内に溢れる言葉イメージを書くパートが凄い。そういう状態を書くわけだからそれは抽象的な散文詩のようだけど町田康が指摘している通りそこに不明確な言葉はただの一言もなくそれはもちろんらもさんがジャンキーでかつ鋭い知性と感性の人だったことの証左、この文章言葉の氾濫を半覚醒のときに読んでいるといまさっき読んでいた言葉がわからなくなり見失ってしまって探すけれど見つからない、それでそれはそこに書かれていない言葉を読んでいたことが判る、これは比喩ではなくて実際に何度もあった

2022/11/11

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