念力密室! (講談社文庫 に 24-12 神麻嗣子の超能力事件簿)
念力密室! (講談社文庫 に 24-12 神麻嗣子の超能力事件簿) / 感想・レビュー
セウテス
【神麻嗣子の超能力事件簿】第4弾。売れない作家保科匡緒の自宅マンションで起こる密室殺人事件、本シリーズの始まりの作品を筆頭に6作の密室をテーマとした短編集。念力という超能力を用いて密室を構成する為、本作の謎解きは何故密室にする必要があったのか、という推理にかたむく事 がたいへん面しろく楽しい。また超能力問題を担当する秘密委員会から派遣されてくる神麻嗣子や、美人警部能解匡緒、語り手の保科とキャラが魅力的だ。大きなトリックや仕掛けが在るわけではないが、論理的に推理を展開し本格の醍醐味を充分に味わう事が出来る。
2021/09/10
ダイ@2019.11.2~一時休止
神麻嗣子の超能力事件簿その3。密室に絞った連作短編集。同じテーマを書き分けていて上手い。
2014/07/31
momi
シリーズ短編!売れないミステリ作家と美人警部、チョーモンイン見習い「神麻嗣子」今回はこの三人の出会いのシーンが書かれています!!「密室」をテーマにした六作品です!!短編なのにどれもトリックがすばらしいコミカルミステリーです!相変わらず表紙が可愛すぎて恥ずかしい…。だけど楽しくて止まらなくなりますね…。
2015/06/16
じゅんぢ
このシリーズ、最後ハッピーエンドになるとどこかで聞いたことがあるけど、「念力密室F」を読むと不安になる。西澤作品、毎度お馴染みの難解苗字が多数あったけど、みんなキャラ立ちしていたから混乱せずに読めた。
2018/06/08
いおむ
再読ー!今回はミステリーを読むというより神麻さん能解さん主人公のやりとりを楽しむ企画(笑)少しずつ進んでいる。再確認。
2018/02/12
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