行きどまり (講談社文庫 き 15-20)
行きどまり (講談社文庫 き 15-20) / 感想・レビュー
GAKU
法学部の学生安彦と、幼馴染の親友敬二。いかさまポーカーで新車のバイクを奪われた敬二のために、嵌めた久野と会った事から暴力の連鎖が始まる。最後に二人が男として生きるために選んだ手段とは?そして二人の未来は行きどまりでしかないのか?「男は金玉なくして行きていくことは出来ない。」北方流青春ハードボイルドでした!⇒
2018/04/18
臨床心理士 いるかくん
主人公は2人とも21歳。ガキの頃からのつきあいだ。新井安彦は法学部の学生、山口敬二は建設現場で働いている。敬二が博打の負けをバイクで肩代わりしたことを発端に、二人は厄介な事態に執拗に見舞われることになる。若さや純粋さや友情といったテーマを、愚かさと暴力を用いて描く、北方流青春ハードボイルド。
2015/01/24
ふっちゃん、男性60歳代(乱読書歴50年)→70歳になった。
北方謙三さんのハードボイルドが、大好き人間です。北方さんが、三国志等の歴史物を大ヒットさせている中でのこのハードボイルド。いいですネ 自分の原点はココだと云う立場を大事にしている人だと思う。47才の時の作品となっているが、その年齢でこの若い主人公達の生き様をここ迄描き出す事がすごい。 【4.8】
2021/01/13
雲國斎
どきどき,ハラハラさせてもらった!
2004/12/03
橘未定
主人公の安彦と敬二の友情活劇。逃げる二人が行き着いた先は……。
2009/09/09
感想・レビューをもっと見る