エフェソス白恋 (講談社文庫 た 54-10)
エフェソス白恋 (講談社文庫 た 54-10) / 感想・レビュー
ゆのん
ミステリアスな雰囲気の人妻・舞由子と、大学教授・峰の所謂不倫の恋。舞由子の実業家の夫や、舞由子の生き別れの娘だと言うジュマと名乗る女…この2人の真の思惑は何なのか。古代遺跡エフェソスで物語は加速していく。峰の身に起きた事故から2人の運命は思わぬ方向へと進んでゆく。思っていた内容とはかなり違っていたが、淡々と書かれている物語を淡々と読んでいった感じ。男と女、金と愛。ラストはちょっと不思議な終わり方だった。
2022/12/23
novoo!
学生時代に訪れた思い出の街が舞台というだけで、手に取ってしまった…確かにこんな感じだったかも…
2016/02/11
北山央晃
遠く異国の古代都市で育まれた愛は幾つかの謎の構造の上に漂っていた。わかったことも未知のままのものも曖昧なものある。暑いまばゆい光のなかの情熱からやがて白い幻想の結晶に結実していく。
2013/07/14
大根院
★2。アンニュイな雰囲気。
2017/03/14
数太郎
かつて訪問した「エフェソス」という地名に惹かれて。ちょっと変わった展開の恋愛小説。
2024/09/18
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