ヴァンパイヤー戦争 4 (講談社文庫 か 54-10)
ヴァンパイヤー戦争 4 (講談社文庫 か 54-10) / 感想・レビュー
mnagami
マッドサイエンティストによるゾンビコマンド、悪鬼、ヴァンパイヤーなどなど異種格闘技戦の様相。そろそろ組織の全面対決がみたい
2017/05/20
プリザエース
もはや複数の機関から完全にマークされ、得たヒントはたいてい罠という状況に置かれた主人公が、あえて危険に身を晒していく展開の連続だ。人間vsヴァンパイヤーという図式は崩れ、主人公出生の秘密や、重要アイテムを巡って次々と強力な新兵器が投入されるエンターテイメントだが、やはり高く評価したいのは主人公の非正義な志向と立ち位置である。たとえ反社会性が過剰に叩かれる世の中でも、フィクションの人物までがそんな風潮に従う義務は無い。急ぎ5巻を手に取る。
2019/04/05
龍田
九鬼とキキの久しぶりの交流。そして、九鬼に新たな女。吸血鬼だけでなく、クトゥルフ神話の怪物も出てきた。
2015/11/24
akiu
日本の次はロシアかな。鬼、ゾンビ・コマンド、怪僧スペシネフ、魔獣ドゥゴンと、だんだんとっ散らかって参りました。そしてまたしても九鬼の前から消える「黄金の女」(笑)。これ上手くまとまるんだろうか。笹川吉晴の解説は、ゾンビや日本におけるクトゥルフ神話の展開に言及しつつ、更に吸血鬼を掘り下げる内容。毎度毎度クオリティ高いです(解説は)。
2010/02/24
くろう
とうとうクトゥルフまで出てきたか・・・な第四巻。全滅したと思われたリリパットのメンバーが生き残っていた、というところから始まる異形たちとの戦い。謎の黒い化け物、生きては出られない研究所、不死身の戦士ゾンビ・コマンド、不死の血で生まれた悪鬼、生物兵器ドゥゴン。人外戦争でよりグロさが際立つ。なんだかんだで囚われの身になったり助かったり、よく生きてるな。九鬼の出生の秘密は未だ詳細は不明。またもやキキと離れ離れになってしまったし、舞台は更に北へと。一体どんなものが出現するのか。こわい。
2020/02/03
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