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夢幻巡礼 (講談社文庫 に 24-13 神麻嗣子の超能力事件簿)

夢幻巡礼 (講談社文庫 に 24-13 神麻嗣子の超能力事件簿)

夢幻巡礼 (講談社文庫 に 24-13 神麻嗣子の超能力事件簿)

作家
西澤保彦
出版社
講談社
発売日
2004-10-01
ISBN
9784062749084
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夢幻巡礼 (講談社文庫 に 24-13 神麻嗣子の超能力事件簿) / 感想・レビュー

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セウテス

【神麻嗣子の超能力事件簿シリーズ】番外編第1弾。まず本作はシリーズ読者にとって、いつものユルい雰囲気の本格ではない。しかしシリーズを構成する上で、必要かつ重要な物語であると思われる。よって、本作をシリーズ初読みとするのは間違いで、ある程度シリーズを理解してから読むべきと考える。能解警部の部下奈蔵は、実はサイコキラーであり冷酷な殺人鬼で、能解警部を壊す事を狙っている。彼の語りで物語は進むのだが、これこそが見事なミスリードであり、終盤にはきっちりと超能力を使った謎解きが在り、鮮やかかつ思わず納得の一冊である。

2021/09/12

ダイ@2019.11.2~一時休止

神麻嗣子の超能力事件簿その4。完結編に向けての番外編。今までとちょっと雰囲気が違って怖い。

2014/08/01

momi

チョーモンインシリーズ第4弾!番外編!!「人を殺すことが、こんなにも面白いとは思ってもみなかった…。」うわっ!!同じシリーズものの話だとはとても思えない!!コミカルミステリーだったのに番外編ではガラッと雰囲気が変わっています!!あの美人警部の部下にスポットライトをあてて書かれているのですが、彼は警察官なのに恐ろしい連続殺人鬼と言う設定!!テーマも「母子癒着」おぞましい〜!暗く異常な関係にゾゾっと鳥肌ものだけどドキドキ感が止まらずやめられない!ドロドロもドロドロ!!驚愕の番外編!!面白かったです!

2015/06/16

おうつき

チョーモンインシリーズの番外編的な位置付けで、メインキャラクターの神麻嗣子や保科は登場しない。作品全体に漂う雰囲気もこれまでのシリーズとはまるで違いコメディチックな感じは一切ない。とはいえ、超能力が絡んだ犯罪を独自のロジックで推理していくというシリーズ最大の特徴はそのまま。結末にはかなり驚かされた。また、タック&タカチシリーズにも繋がる母子癒着の問題も作品の大きな要素だった。堅苦しいテーマも作品に上手く落とし込まれているので分かりやすく、納得しやすい。シリーズの今後に関わるであろう伏線も気になる。

2019/10/25

Walhalla

『神麻嗣子の超能力事件簿』シリーズの4作目です。ですが、これまでのシリーズとは全く雰囲気が異なり、間違って読んでいるのではないかと心配になりました。あとで知りましたが、今作は番外編だったのですね。期待とはだいぶ違いました・・。シリーズのメインキャラもほとんで登場せず、ちょっと気持ち悪さだけが残ってしまった感じもしないでもないですが、このタイミングで、この話が出てくるということは、シリーズが進むうえでの重要なキーになっているのでしょうか。

2023/07/21

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