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怪人対名探偵 (講談社文庫 あ 78-5)

怪人対名探偵 (講談社文庫 あ 78-5)

怪人対名探偵 (講談社文庫 あ 78-5)

作家
芦辺拓
出版社
講談社
発売日
2004-12-01
ISBN
9784062749527
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怪人対名探偵 (講談社文庫 あ 78-5) / 感想・レビュー

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セウテス

森江春策シリーズ第8弾。江戸川乱歩先生の世界、少年探偵vs怪人へのオマージュ作品です。現実の森江春策と、作中作の名探偵花筐城太郎と少年探偵有明雅彦、二つの世界が入り乱れて乱歩作品の雰囲気です。文章も乱歩作品の表現が、見事に再現されていると思いますが、残念な事に乱歩作品と比べて読みにくい。殺人喜劇王と名乗る怪人が次々と人を襲い、その事件を予言したかの様な本が見つかり、現実と虚構の垣根が虚ろになって行く。終演の演出や新たな怪人を予見させる展開など、私には良かったのだが、恒例の良さは伝えてきれていないと感じる。

2016/10/03

たか

芦辺拓が江戸川乱歩に捧げるオマージュ作品。 迷宮・怪しげな作家・犠牲となる可憐な少女・人を隔てず迫る魔手・古典的な名探偵と少年助手・囚われの美女・仮装舞踏会・大時計における磔刑、空中絞殺刑など、乱歩の世界を現代に移植しながらも、伏線と手がかりを随所に散りばめ、本格ミステリに仕立て上げることに成功している。 しかも、現実の世界と作中作の世界の、メタ世界が入り乱れており、欲張りな構成となっている。B評価

2019/12/07

ダイ@2019.11.2~一時休止

森江春策の事件簿その8。次々に起こる怪事件が小説なのか実際に起こっているのかが判らないような進め方。面白かったが、犯人の片方はヨミ通りだし、終わり方がちょっと残念。

2014/08/26

coco夏ko10角

森江春策シリーズ。あちこちに江戸川乱歩要素があって面白い。色んなことがうまくつながっていってミステリーもよかった。

2017/02/01

ヒロユキ

終盤にかけての驚きが足りなかった。雰囲気作りは個人的には大好きだったのでもったいない感じです。芦辺さんらしいメタ的なネタのなかで怪人はとても生き生きしてたと思います。

2012/02/27

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