ヴァンパイヤー戦争 7 (講談社文庫 か 54-13)
ヴァンパイヤー戦争 7 (講談社文庫 か 54-13) / 感想・レビュー
mnagami
戦闘モノというより冒険譚。しかしいつもながら単純な戦闘ではなくCIAとKGBが絡んできてなかなかややこしい戦いになるねぇ
2017/06/02
アーサー・エリス
次巻へのつなぎと言った印象。今回はオカルト要素薄めで、敵もただの人間レベルに留まっているため、九鬼が久々に主人公らしく活躍できていたのがよかった。九鬼一行とバンシェイの戦士がいかに少ない戦力と乏しい武器で完全武装の敵部隊を倒すか、という駆け引きも面白かった。だが今回も九鬼の「油断からピンチを招く」悪癖は健在で、特に中盤、ジャングルの中で今回のヒロインとエッチした後、賢者タイムに浸っている時に猛獣に襲われてピンチ!という展開は爆笑モノ。それは主人公として流石にまずくないか…?
2017/02/24
無銘
アフリカ秘境探検の始まり。これまでと違うノリの話だがおおいに楽しめた。主な敵がエリート特殊部隊とか化物じゃなくていち独裁国家の軍隊なので戦力比の割に安心感がある戦闘だったのもあるか。しかし今回ヒロインだったカジャとのジャングルの泉でエロシーン→ライオンに遭遇、の流れに爆笑したわ!真剣な命の危機と全裸で必死に戦闘する九鬼の絵面のギャップが酷いよ!
2012/12/30
くろう
アフリカの独裁国家ブダーへ潜入した九鬼とムラキ。それぞれの思惑の為に別行動をする2人だったが、互いの目的の為に同じ道を歩むことに。思っていた以上に過酷になる密林の探検。一夜にして村を滅ぼされたバンシェイ族と協力し、僧正とムジブを討つ。最期まで己の仕事を全うしたアズリ。以外と生き残っているドゥブレ。カジャの今後がとても心配なのですが、大丈夫なのかな。ハタルの正体も気になるところ。果たして、秘境ブドゥールとはどんな場所なのか。
2020/02/06
プリザエース
アフリカの危険な独裁国家に自発的な工作員として主人公と相棒が潜入するという、緊張の連続となる第7巻である。主人公は運命の女と宝鏡、相棒は怨恨の相手の抹殺と目的が違うが、首都の宮殿に侵入しコンビで暴れる展開は爽快でもある。ヴァンパイヤーが特殊能力で暴れるシーンは少ないが、今回は異国の描写に酔う事のほうを優先させたのだろうと考える。さっさと読み終わってしまうのも惜しいので、また別の作品を挟むことにする。
2019/07/07
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